Archive by category 下級裁判所(一般)

【下級裁判所事件/東京高裁/平29・12・8/平28(ネ)5884】

事案の概要(by Bot):
本件は,控訴人らが,平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震(本件地震)を契機として発生した東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)における事故(本件原発事故)及びその報道等によって精神的苦痛を被ったと主張して,上記事故を起こした原子炉を製造した被控訴人らに対し,控訴人Aらは,製造物責任法3条若しくは共同不法行為(民法709条,719条)を理由とする損害賠償請求権に基づき,損害(慰謝料)の一部として,又は,控訴人Aらが東京電力に対して有する損害賠償請求権を被保全債権として,東京電力が被控訴人らに対して有する求償権(原賠法5条。平成26年法律第134条による改正前のもの。以下同じ。)若しくは債務不履行(ないし不法行為)に基づく損害賠償請求権を代位行使して(民法423条1項),控訴人Aら1人当たり100円の連帯支払を求め,選定当事者らは,製造物責任法3条又は共同不法行為(民法709条,719条)を理由とする損害賠償請求権に基づき,選定者らのために,損害(慰謝料)の一部として,選定者1人当たり100万円及びその遅延損害金の連帯支払を求め る事案である。
2原審は,控訴人Aらの債権者代位権に係る訴えを却下し,控訴人Aらのその余の請求及び選定当事者らの請求をいずれも棄却した。これに対し,控訴人らは,控訴人Aら及び選定当事者らの別にそれぞれ控訴を提起した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/307/087307_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87307

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【下級裁判所事件:道路交通法違反,危険運転致死傷,詐 欺被告事件/東京地裁刑7/平29・10・17/平28合(わ)94】

罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,
第1 警察官になりすまし,警察官が捜査のために現金を預かるかのように装って現金をだまし取ろうと考え,A及び氏名不詳者らと共謀の上,
1平成28年1月14日,氏名不詳者らが,複数回にわたり,福島県南相馬市a区bc番地のdB方にいた同人(当時76歳)に電話をかけ,あるいは,同人に指定した電話番号に電話をかけさせ,同人に対し,電話の相手が警察官等であり,上記Bのゆうちょ銀行の口座が犯罪に利用されるおそれがあるため,上記口座のうち,預金額700万円の定期預金を解約した上で部下であるスズキに渡してもらいたい旨うそを言い,さらに,同日午後1時頃,上記Aが,上記B方において,同人に対し,上記スズキになりすまして,捜査のために現金を預かるものと上記Bを誤信させ,よって,その頃,同所において,同人から現金701万8792円の交付を受け,もって人を欺いて財物の交付を受け,
2同月22日,氏名不詳者が,愛知県高浜市ef丁目g番地hC方にいた同人(当時87歳)に電話をかけ,同人に対し,電話の相手が警察官であり,捜査している事件の関係で上記C方にあるお札の指紋を採取するため,部下であるスズキに現金を渡してもらいたい旨うそを言い,さらに,同日午後2時10分
頃,上記Aが,上記C方において,同人に対し,上記スズキになりすまして,捜査のために現金を預かるものと上記Cを誤信させ,よって,その頃,同所において,同人から現金約2635万円の交付を受け,もって人を欺いて財物の交付を受け,
3同年2月4日,氏名不詳者が,複数回にわたり,茨城県坂東市内にいたD(当時71歳)に電話をかけ,同人に対し,電話の相手が警察官であり,上記Dが預金口座から引き出した現金に偽札が混入されたおそれがあるので,部下であるスズキに現金を渡してもらいたい旨うそを言い,さらに,同日午後1時10分頃,上記A(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/305/087305_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87305

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【下級裁判所事件/東京高裁/平29・11・22/平29(ネ)337】

事案の概要(by Bot):
1第1審被告は,平成25年10月9日,「週刊A」(2013年10月17日号,以下「10.17号」という。)を発行し,10.17号に別紙1記載の記事(以下「本件記事」という。)を掲載するとともに,10.17号に関する別紙5の新聞広告,別紙6の中吊り広告及び別紙4記載のウェブサイト広告(以下,上記3種類の広告を合わせて「本件広告」という。)を掲載した。別紙1(本件記事)には,1から21までの番号が付された部分がある。この別紙1に付した番号は,第1審原告が本件記事中の違法な部分として指摘する別表の番号1から番号21までの記載(別紙争点整理表の「本件記事」欄に多数引用されている。)が,本件記事中のどの部分であるかを示すものである。本件は,本件記事及び本件広告により第1審原告の名誉が毀損されたとして,第1審原告が第1審被告に対し,損害賠償1億6500万円及び民法723条に基づく名誉回復措置を求める事案である。
2原判決は,損害賠償金2492万3597円(非財産的損害600万円,名誉回復措置のための費用1666万3597円,弁護士費用226万円)及びこれに対する遅延損害金の支払並びにウェブサイト広告の一部削除の限度で第1審原告の請求を認容したため,第1審原告及び第1審被告がそれぞれの敗 訴部分を不服として控訴した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/303/087303_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87303

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【下級裁判所事件:詐欺/東京高裁6刑/平29・11・9/平28(う)12 13】結果:棄却

結論(by Bot):
よって,刑訴法396条により本件各控訴をいずれも棄却することとし,主文のとおり判決する。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/296/087296_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87296

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【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/京都地裁7民/平29・1 0・6/平26(ワ)3716】結果:棄却

事案の概要(by Bot):
本件は,平成24年8月14日(以下「本件当日」ともいう。)に京都府南部を中心として発生した集中豪雨(以下「本件集中豪雨」という。)に伴い,京都府宇治市を流域とする弥陀次郎川の天井川区間での堤防が,同市五ケ庄北ノ庄地区付近で決壊し(以下,この決壊を「本件決壊」といい,「欠壊」と表記すべきものも「決壊」と統一して記す。),同地区のほか,同西川原地区,同西田地区,同市木幡熊小路地区等(以下併せて「本件浸水地区」という。)において浸水被害が発生したことから(以下,発生した浸水被害を「本件水害」という。),本件浸水地区に居住し又は建物等を所有する原告らが,弥陀次郎川の管理者及び管理費用負担者である被告に対し,公の営造物である弥陀次郎川の管理に瑕疵があったとして,国家賠償法2条1項,3条1項に基づき,建物の損壊及び家財や車両の損壊・流出等による損害賠償及びこれに対する民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,一部請求によって求める事案である。本件の主な争点は,弥陀次郎川の管理に瑕疵があったか否かであり,その前提として,本件決壊の機序が争われている。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/282/087282_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87282

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【下級裁判所事件:殺人/福岡高裁/平29・11・14/平29(う)238 結果:破棄差戻

裁判所の判断(by Bot):

しかしながら,記録を調査して検討すると,原審は,被告人の責任能力の前提となる犯行に至る経緯及び被告人の精神状態が犯行に及ぼした影響について,十分な審理を尽くしておらず,これらの審理不尽が,少なくとも量刑判断の前提になる犯行当時の被告人の精神状態の判断に影響を及ぼすことは明らかであるから,原判決には,判決に影響を及ぼすことが明らかな訴訟手続の法令違反がある。以下その理由を説明する。 ?犯行に至る経緯について
ア被告人は,平成28年2月10日最終刑の執行を受け終わってから,住居が定まるまでB方に居候することになり,B及びその交際相手である被害者と生活し,就寝時は,被害者及びBが寝るベッド付近からハシゴを昇った場所にあるロフトで寝ていたところ,Bは,原審公判において,次のとおり供述している。被告人は,犯行当日の同月28日午前零時頃,ロフトで携帯電話をいじって,寝ようとせず,Bと被害者が早く寝るように言うと,台所から本件包丁を持ち出して,
死ぬなどと言いながら,自分の首に突きつけるなどしたが,Bがロフトに上がるように促すと,本件包丁を台所に戻して,ロフトに上がった。Bは,同日午前4時45分頃,物音がして目を覚ますと,台所の方から,被害者が「お前表出れ」と言い,被告人が「出ちゃるわ」と言うのが聞こえ,けんかになると思って,台所に行くと,被害者が血を流して倒れており,その横に本件包丁があった。Bは,被害者を抱きかかえてベッドに移動させようとして,尻餅をついたところ,被告人が後方から被害者の顔面を1回蹴ってきた,というのである。
イこれに対して,被告人は,原審公判において,次のとおり供述している。犯行当日,元交際相手の怨霊に操られて,包丁を持ち出して,自分の首を刺そうとした記憶がある。その後,ロフトに上がったが,電気を消さなかったため,寝られないという被害者と口(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/280/087280_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87280

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【下級裁判所事件/京都地裁/平29・11・7/平26(わ)1589】

概要(by Bot):
本件は,被告人が,遺産取得や債務を免れる目的で,夫(内縁の夫も含む)や知人ら4名にシアン化合物を飲ませたという連続毒殺等事件であり,殺人3件及び強盗殺人未遂1件の合計4件からなる事案である。
2遺産取得目的の殺人や債務を免れる目的の強盗殺人未遂という,自分の金銭欲のために人の生命を軽視するこの種の類型は,その罪質自体からして非常に悪質な部類に属する犯行で,最も重く処罰される類型の一つである。しかも,いずれの被害者にも落ち度は全くないのに,3名を死亡させ,1名に対しては,一命こそ取り留めたものの全治不能の高次機能障害等といった重篤な傷害を負わせたもので,結果は極めて重大である。さらに本件は,約6年間という短期間に4回も反復して行われており,その都度,人の生命を軽視して犯行に及んだという点で,各犯行が一つの機会になされた場合と比べても,より強く非難されるべき犯行である。被告人は,結婚相談所で知り合った被害者らが,被告人のことを,将来を共にする配偶者,あるいは多額の金を貸す間柄として信頼していたことを利用し,シアン化合物を事前にカプセルに入れて,健康食品などと偽って服用させており,その手口は巧妙かつ卑劣である。シアン化合物は少量でも死に至る猛毒であるから,その犯行は人の生命を奪う危険性の高いものであるし,被害者らへの強固な殺意の下,事前に計画,準備した上で各犯行に及んでいるのであって,犯行態様は悪質といえる。このように,金銭欲のための殺人,強盗殺人未遂事件であるという本件各犯行の罪質,死傷した被害者の数に端的に表される結果の重大性のほか,犯行態様も非常に悪質であって,遺族らの被害感情が厳しいのも当然であること等を考慮すると,被告人の刑事責任は誠に重大であるといえ,その重大さは,過去の量刑傾向に照らしても,死刑の選択を余儀なくさせるものである。 3もっと(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/277/087277_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87277

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【下級裁判所事件:住居侵入,窃盗/名古屋高裁刑1/平29・1 1・6/平29(う)12】結果:破棄自判

罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,金品窃取の目的で平成28年6月9日午前0時頃から同日午前6時30分頃までの間に三重県四日市市A町B番C号甲方にその1階勝手口ドアの施錠を外して侵入し,その頃同所で同人ほか1名所有又は管理の現金約7万5002円,商品券1枚(額面1000円)及び腕時計等33点(時価合計約45万3100円相当)を窃取した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/268/087268_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87268

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(【下級裁判所事件:覚せい剤取締法,関税法違反被告事 /福岡地裁/平29・11・22/平28(わ)327】/被告:事)

罪となるべき事実(by Bot):
被告人A,同B及び同Cは,分離前相被告人D及び同Eらと共謀の上,営利の目的で,みだりに,覚せい剤を日本国内に輸入しようと考え,平成28年2月6日,東シナ海公海上において,国籍不明の船舶から,日本国外で積載された覚せい剤約99905.936グラムを,被告人B及び同C両名が乗船する漁船X丸に積み替え,同月8日,徳之島南東の領海上において,同船に積載された上記覚せい剤を,上記Eらが乗船する漁船Y丸に積み替え,同日,同船を鹿児島県大島郡徳之島町所在の山漁港岸壁東端付近に接岸させ,被告人Aらが,同船に積載された上記覚せい剤を陸揚げし,もって覚せい剤を日本国内に輸入するとともに,関税法に規定する輸入してはならない貨物である覚せい剤を輸入した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/266/087266_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87266

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【下級裁判所事件:強盗殺人未遂被告事件/札幌地裁/平29 11・7/平29(わ)22】

要旨(by裁判所):
多量の酒を飲みかなり強く酔った状態で,通行人を襲って金品を奪い取ろうと思い立ち,購入したカッターナイフで殺意をもって被害者の胸部を突き刺すなどして反抗を抑圧し,同人所有の携帯電話機1台在中のダウンベスト1着(時価合計約1万2000円相当)を強取したものの,同人に全治約1か月間を要する胸部刺創による左外傷性血気胸等の傷害を負わせるにとどまり殺害の目的を遂げなかった事案において,犯行当時アルコールによる複雑酩酊の影響で精神障害の状態を来し心神耗弱の状態にあったとして法律上の減軽をし,懲役8年を言い渡した事例。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/265/087265_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87265

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【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/千葉地裁民3/平29・9 ・22/平25(ワ)515】

事案の概要(by Bot):
本件は,平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う津波の影響で,被告東電が設置し運営する福島第一原子力発電所(以下「福島第一原発」という。)から放射性物質が放出される事故(以下「本件事故」という。)が発生したことにより,福島県内から千葉県内へ避難を余儀なくされたと主張する者又はその相続人である原告らが,被告東電に対しては,敷地高さを超える津波の発生等を予見しながら,福島第一原発の安全対策を怠ったと主張して,主位的には民法709条に基づき,予備的には原子力損害の賠償に関する法律(以下「原賠法」という。)3条1項に基づき,被告国に対しては,内閣総理大臣が福島第一原発の1号機から4号機の設置許可処分又は変更許可処分をしたこと,及び経済産業大臣が被告東電に対し電気事業法に基づく規制権限を行使しなかったことが違法であると主張して,国家賠償法(以下「国賠法」という。)1条1項に基づき,各原告番号に対応する別紙3「認容額等一覧表」「請求額」欄記載の各損害賠償金及びこれに対する平成23年3月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金を連帯して支払うことを求めた事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/264/087264_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87264

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【下級裁判所事件/東京高裁/平29・10・27/平24(ネ)4631】

事案の要旨(by Bot):
控訴人らは,主に神奈川県内において建設作業に従事し,石綿(アスベスト)粉じんに曝露したことにより,石綿肺,肺がん,中皮腫等,石綿粉じん曝露により生ずる疾患(石綿関連疾患)にり患したと主張する者又はその相続人である。本件は,控訴人らが,被控訴人国(被控訴人符号乙ア)については,被控訴人国が,建設作業従事者の石綿含有建材による石綿粉じん曝露を防止するために労働関係法令等に基づく規制権限を行使することを怠ったこと,さらには,石綿含有建材を用いた構造を建築基準法上の耐火構造等として指定又は認定し,石綿含有建材の使用を推進したことなどが違法であると主張して,国家賠償法1条1項に基づき,被控訴人旭硝子株式会社外43社(被控訴人符号乙イ,乙ウ,乙オ〜乙ニ,乙ネ〜乙ヰ,乙ヲ,乙ン)については,同被控訴人らが,石綿のがん原性が明らかとなった時点以降も,警告表示を付すことなく石綿含有建材を製造・販売した行為等が不法行為に当たるとして,民法709条あるいは製造物責任法3条並びに民法719条1項に基づき,被控訴人ら全員に対し,連帯して,建設作業従事者1人当たり慰謝料3500万円,弁護士費用350万円の合計3850万円(総額28億8750万円)の損害賠償及び遅延損害金を請求している事案である。原審は,控訴人らの請求をいずれも棄却した。控訴人らは,控訴したが,その後,被控訴人日本ロックウール株式会社(被控訴人符号乙ヨ)に対する控訴は取り下げた(その余の被控訴人旭硝子株式会社外42社を,以下「被控訴人企業ら」という。)。また,控訴状提出後の遺産分割協議に伴い,控訴人(46)による請求の拡張及び取下げ前控訴人(46の2〜4)による控訴の取下げがあった。以下,労働関係法令の略称は原判決別紙3「略称一覧表」の例によるものとし,省庁名,官職名等はいずれも当時のものである(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/255/087255_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87255

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【下級裁判所事件:退去強制令書発付処分等取消請求控訴 事件/名古屋高裁民4/平29・4・20/平28(行コ)50】(原審結果:棄却)

要旨(by裁判所):
不法在留をしたフィリピン国籍を有する外国人男性に対し,法務大臣から権限の委任を受けた入国管理局長がした出入国管理及び難民認定法49条1項に基づく異議の申出には理由がない旨の裁決及び入国管理局主任審査官がした退去強制令書発付処分につき,控訴人と永住者であるフィリピン人女性とが内縁関係にあったにもかかわらず,その実態を十分に把握せず,又は同関係及び上記処分による控訴人ら家族の不利益を軽視する一方で,控訴人にとって不利な情状のみを殊更重視し,その時期も著しく不適切であったとして,裁量権の範囲を逸脱又は濫用したものであり,いわゆる時の裁量をも誤った違法なものであることを認め,同処分を取り消した事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/248/087248_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87248

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【下級裁判所事件:殺人被告事件/東京地裁刑16/平29・10・3 0/平29合(わ)79】

概要(by Bot):
本件は,刑の執行を猶予することが十分考えられる部類に属する。そして,被告人は,犯行直後に自首している上,服薬により精神症状が改善傾向にある現時点では,自らの行為の意味を理解しようとする姿勢も認められる。さらに,被告人については,治療の必要性が高く,医療観察法による入通院などが見込まれるところ,適切な治療を受けられるよう夫や母親が協力すると述べている。そこで,心神耗弱による減軽をした刑期の範囲内で,主文のとおり刑を定め,その執行を猶予することとした。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/247/087247_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87247

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【下級裁判所事件:詐欺,殺人,電磁的公正証書原本不実 記録・同供用,有印私文書偽造・同行使,詐欺未遂/甲府地裁/ 29・8・25/平28(わ)89】

犯罪事実(by Bot):
被告人は,
第1 A及びBと共謀の上,保険金目的で殺害することを計画していたCから,その殺害前に事業資金名目で金銭をだまし取ろうと企て,平成26年9月16日頃,山梨県笛吹市内に所在のショッピングモールa飲食店bにおいて,Cに対して,真実は,同人を殺害するための実行役に支払う報酬等に用いるつもりであるのに,その情を秘し,フィリピン共和国において新会社を設立するための事業資金に用いるために各自が資金を拠出する旨嘘を言った上,同月17日頃から同月18日頃にかけて,被告人,A,B及びCが参加する無料通話・メールアプリであるLINEのトークルームにおいて,被告人らが各300万円をAの口座に振り込んだように装うメッセージを送信して,被告人らが各300万円を事業資金に拠出したように装うなどして,Cをして,自ら拠出する300万円も,被告人らが拠出したのと同様に,フィリピン共和国において新会社を設立するための事業資金に用いられるものと誤信させ,よって,同月19日,c信用金庫d支店に開設されたA名義の普通預金口座に現金300万円を振込入金させた。
第2 A及びBと共謀の上,Cから,その殺害前に見せ金のための預り金名目で金銭をだまし取ろうと企て,真実は,被告人が第1記載の事業資金に300万円を拠出したことはなく,同人の後見人的立場にあるDから300万円の拠出に反対されて被告人の旅券を取り上げられた事実はないのに,同年10月8日から同月10日までの間,被告人,A,B及びCが参加するLINEのトークルームにおいて,それぞれメッセージを送信するなどして,Cに対して,前記のとおり,被告人の旅券がDに取り上げられてしまい,被告人がフィリピン共和国に渡航できなくなったことから,Dから同旅券を取り戻すために,一人当たり70万円を拠出 2して合計280万円とした上で,被告人が300万円の返還と(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/246/087246_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87246

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【下級裁判所事件:不当労働行為救済命令取消請求事件/ 阪地裁5民/平29・10・2/平28(行ウ)250】

要旨(by裁判所):
市立小学校の英語指導助手である労働組合員らについて,市立小学校の卒業式への出席を認めなかったことが労働組合法7条1号本文前段,3号及び4号の不当労働行為に該当するとはいえず,市議会本会議における市の対応についての答弁が同法7条3号の不当労働行為に該当するとはいえないとして,不当労働行為救済命令が取り消された事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/245/087245_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87245

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【下級裁判所事件:殺人/仙台地裁1刑/平29・9・22/平28(わ)49 3】

要旨(by裁判所):
被告人の居室に模造刀を持って来訪した同僚である被害者の挑戦的な言動に呼応した被告人が,居室から包丁を隠し持ち,被害者と共に犯行現場まで赴き,被害者の腹部等を刺すなどして殺害したという殺人被告事件で,弁護人の正当防衛の主張に対し,対抗行為に先行する事情を含めた行為全般の状況に照らし,侵害を予期していた被告人の行為は侵害の急迫性の要件を充たさないとして,正当防衛の成立を否定した事案

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/242/087242_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87242

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【下級裁判所事件:強制わいせつ,児童買春,児童ポルノ に係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 違反/仙台地裁1刑/平29・9・7/平28(わ)571】

要旨(by裁判所):
男性保育士が,勤務先の保育園内で,園児10名に対し,合計22件の強制わいせつ行為に及ぶなどしたという強制わいせつ等の事件について,懲役15年の判決が言い渡された事案

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/241/087241_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87241

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【下級裁判所事件:死体遺棄,傷害致死/仙台地裁2刑/平29 3・10/平27(わ)553】

要旨(by裁判所):
被害者の死因が不明で犯人性が問題となった傷害致死の事案において,被害者の死亡前の言動や骨折状況等といった間接事実のほか,被告人の捜査段階の供述の任意性,信用性を認めて,被告人の捜査段階の供述と補強証拠とがあいまって全体として被告人の犯人性を肯定し,被告人に懲役9年を言い渡した事例(なお,任意性判断については,別添の平成29年2月27日付け決定がある。)。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/240/087240_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87240

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