【労働事件:損害賠償請求事件/東京地裁/平24・1・31/平22( )8627】分野:労働

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告株式会社銀蔵(以下「被告会社」という。)の従業員として被告会社A店(以下「A店」という。)で勤務していたころ,被告会社の代表者であった被告B及びA店店長であった被告Cによって強姦等されたことに加え,強姦等されたことに関する被告会社会長のDの言動によって,肉体的精神的苦痛を受けたとして,被告らに対し,不法行為の損害賠償請求権に基づき,慰謝料等損害賠償の支払を求めた事案である。 1争いのない事実等
(1)当事者等
ア原告(昭和▲年▲月▲日生)は,大学卒業前に,実家のある千葉から大阪に引っ越した上,平成19年10月から,アルバイトとして,平成20年1月中旬から,正社員として,A店の従業員として稼働していたが,同年3月21日,被告会社を退職する決意のもと,千葉の実家に戻り,同年6月15日,同年4月8日付けで被告会社を退職した。
イ被告会社は,質屋業等を目的として,平成16年5月12日に設立された株式会社である。被告B(昭和▲年▲月▲日生)は,遅くとも平成17年6月24日から被告会社の代表取締役であり,平成19年10月ころから平成20年1月下旬まで,A店にて稼働していたが,原告との性的関係が発覚した後の同年6月24日,被告会社の代表取締役を辞任した。同被告は既婚者である。被告C(昭和▲年▲月▲日生)は,被告会社の従業員であり,平成19年10月ころから,A店店長として稼働していたが,原告との性的関係が発覚した後,被告会社から,降格と減給3か月の処分を受けた。D(昭和▲年▲月▲日生)は,被告会社の会長であり,遅くとも平成17年6月24日以降,被告会社の取締役である。 (2)原告と被告Bとの関係
ア原告と被告Bは,平成19年12月11日,原告宅において,性交渉を行った。
イ原告と被告Bは,同月下旬,原告宅において,性交渉を行った。
(3)原告と被告Cとの(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140616182120.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=84268&hanreiKbn=06