【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平27・8 4/平27(行ケ)10006】原告:X/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。

発明の要旨(By Bot):
本件補正後の請求項1に係る発明は,本件補正書に記載された以下のとおりのものである(なお,願書に最初に添付された明細書及び図面を「本願明細書」という。)
「【請求項1】磁性材料から形成され,体内で磁界によって移動できるヘッドに磁界を付与可能な電磁石と,前記電磁石が付与する磁界によって前記ヘッドに働く磁力の大きさ及び向きとを制御可能な移動制御部とを有する移動装置と,前記ヘッド又は先端が開口した状態で前記ヘッドに取り付けられ,前記先端の開口部を介して液体を注入又は吸引可能な管の先端側の位置に存在するマークの位置を求め,前記マークの位置に基づいて前記ヘッドの位置を検出可能な位置検出装置と,を備え,前記移動装置の移動制御部は,前記電磁石が付与する磁界によって前記ヘッドに働く磁力の大きさ及び向きを調節して,前記管が目的位置に対してほぼ真っ直ぐに挿し込まれるように前記ヘッドの進行方向制御を行うことが可能な移動制御部である 位置制御システム。」

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/271/085271_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85271