【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁 /平28・7・13/平28(ネ)10001】控訴人:・被控訴人(株)シラヤマ/被 控訴人:(株)シラヤマ

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「道路橋道路幅員拡張用地覆ユニット及び道路橋道路幅員拡張用地覆ユニット設置方法」とする本件特許権,及び意匠に係る物品を「道路橋道路幅員拡張用張出し材」(以下「本件物品」という。)とする本件意匠権を有する原告が,被告による被告製品の製造,譲渡等は原告の本件特許権及び本件意匠権を侵害すると主張して,被告に対し,特許法100条1項,2項,意匠法37条1項,2項に基づいて,被告製品3の譲渡等の差止め及び廃棄等を求めるとともに,不法行為に基づいて,損害賠償金1720万6051円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(平成26年1月31日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。原審は,平成27年7月30日,本件特許権侵害に基づく請求について,被告製品2及び3が本件発明の技術的範囲に属する(被告製品1は同技術的範囲に属さない)旨の中間判決(以下「本件中間判決」という。)を言い渡し,同年11月26日,
原告の請求のうち,本件特許権侵害に基づく被告製品3の製造等の差止め,同製品の廃棄等並びに損害賠償金794万7000円及び遅延損害金の支払を認容し,本件意匠権の侵害は認めず,その余の請求を棄却する旨の原判決を言い渡した。これに対し,原告及び被告双方が,控訴した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/019/086019_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86019