【知財(特許権):債務不存在確認請求事件/東京地裁/平30・ 3・28/平29(ワ)33226】原告:井上メッキ工業(株)/被告:(有)サン イモールド

主文(by Bot):
1被告が,原告に対し,原被告間の平成13年7月2156日付け「発明の使用に関する覚書」に基づく使用料支払請求権を有しないことを確認する。 2被告が,原告に対し,特許第4085182号に係る特許権の侵害に基づく損害賠償請求権を有しないことを確認する。
3訴訟費用は被告の負担とする。
事実
第1当事者の求めた裁判
1請求の趣旨
主文同旨
2請求の趣旨に対する答弁
(被告が提出した平成29年10月31日付け答弁書,同年11月14日付け答弁書,平成30年1月22日付け書面及び同年2月26日付け書面には,いずれも,請求の趣旨に対する答弁は記載されていない。) 第2当事者の主張
1請求原因(原告の主張)
?原告と被告は,平成13年7月26日付けで,次の内容を含む「発明の使用に関する覚書」(以下「本件覚書「乙(判決注:被告を指す。以下同じ。)は,乙の所有にかかわる下記特許出願に開示された発明に付き,以下に詳述する条件下で甲(判決注:原告を指す。以下同じ。)がこれを使用することに同意し,甲はその使用にあたって乙に発明の使用料を支払うことに同意する。記特許出願の番号特許願2000−182105発明の名称射出成形における突き出しピン1.使用の形態使用される発明上記特許願に開示されている内容使用の場所甲の社内ならびに同工場或いは同研究所使用の期間本覚書締結後1年間使用の行為本発明にかかわる製品の製造と自社内等における使用2.使用料の額20月額金5000円7.甲及び乙は,相手方に書面による通告を行うことによって,本覚書を任意に解除することができる。」?被告は,次の内容により特定される特許権(以下「本件特許権25特許番号特許第4085182号出願番号特願2000−182105出願日平成12年6月16日登録日平成20年2月29日発明の名称射出成形における突き出しピン?原告と被(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/627/087627_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87627