【知財(不正競争):損害賠償請求事件/東京地裁/平23・11・8/平21(ワ)24860】

事案の概要(by Bot):
本件は,投資用マンションの販売等を業とする原告株式会社エフ・ジェー・ネクスト(以下「原告ネクスト」という。)とその完全子会社で投資用マンションの管理・賃貸等を業とする原告株式会社エフ・ジェー・コミュニティ(以下「原告コミュニティ」という。)が,原告ネクストの営業社員であった被告A及び同Bにおいて,原告らからは不正の手段により,秘密保持義務を負った原告らの元社員からは悪意重過失により,原告らの営業秘密である顧客情報を取得し,被告Aが原告ネクストを退職した後に設立した投資用マンションの賃貸管理等を業とする被告株式会社レントレックス(以下「被告レントレックス」という。)で,上記顧客情報を使用して原告らの顧客に連絡し,原告ネクストが債務超過で倒産する可能性が高く,原告コミュニティも連鎖倒産するなどと,競争関係にある原告らの営業上の信用を害する虚偽の事実を告知するとともに,図利加害目的で賃貸管理の委託先を原告コミュニティから被告レントレックスに変更するよう勧誘して賃貸管理委託契約を締結したとして,営業秘密の不正取得・使用や信用毀損の不正競争行為,又は,秘密保持義務や競業避止義務を定めた誓約書違反若しくは就業規則違反の債務不履行等に基づき,被告らの上記各違法行為に対応を余儀なくされた費用相当額や信用毀損による損害額,逸失委託料相当額等の損害賠償を求める事案である。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20111212185454.pdf



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