Archive by month 1月

【★最判平29・1・31:養子縁組無効確認請求事件/平28(受)12 55】結果:破棄自判

要旨(by裁判所):
専ら相続税の節税のために養子縁組をする場合であっても,直ちに当該養子縁組について民法802条1号にいう「当事者間に縁組をする意思がないとき」に当たるとすることはできない

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/480/086480_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=86480

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 25/平27(行ケ)10230】原告:X/被告:Y

事案の概要(by Bot):
1前提事実(争いのない事実又は後掲の証拠等により容易に認められる事実)
?当事者等
ア日本インテグレーテッドワークス株式会社(以下「日本インテグレーテッド」という。)は,原告,被告及びA(以下「A」という。)の3名(以下「原告ら3名」という。)が発起人となり,工業用機械及び内燃機関の機能維持用品の製造,販売等を目的として,平成19年1月23日に設立され,その後,平成25年7月22日に解散した株式会社である。
イ原告は,日本インテグレーテッドの設立以来,同社の取締役を務め,同社の解散以降は,その監査役を務めている者である。原告は,平成20年12月31日まで,総合化学会社であるデュポン株式会社に勤務していた。
ウ被告は,日本インテグレーテッドの設立から解散に至るまで,同社の代表取締役を務めていた者である。被告は,日本インテグレーテッドの設立以前,ヤマハ発動機株式会社に勤務し,車両のエンジン関係の開発に従事していたことがある。
エAは,日本インテグレーテッドの設立以来,同社の監査役を務め,同社の解散以降は,その代表清算人を務めている者である。Aは,工業用機械及び内燃機関の機能維持用品の製造,販売等を業とするエム・アイ・シーエンジニアリング株式会社(以下「MIC」という。)の代表取締役も務めている。 ?

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/479/086479_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86479

Read More

【知財(著作権):使用権料請求事件使用権料返還請求事件/ 大阪地裁/平28・11・28/平27(ワ)6363等】第1事件原告:データウエ ト(株)/第1事件被告:(株)ミラリード

事案の概要(by Bot):
第1事件は,原告が被告に対し,原告が使用権あるいは著作権を有する地図データについて,被告との間の有償使用許諾契約に基づき,使用権料1億5500万円(税抜き)の残金5940万円(5500万円とその消費税)及びこれに対する支払期日の翌日である平成27年5月14日から支払済みまで同契約で定める年15%による遅延損害金の支払を請求した事案である。これに対し,被告は,同契約による使用権料について支払済みの1億800万円(1億円とその消費税)を超える額の合意はなく,また,同契約は原告が地図データを提供しなかった債務不履行に基づき解除されたと主張して争っている。第2事件は,被告が原告に対し,上記使用許諾契約の解除に基づく原状回復請求権として,支払済み使用権料1億円の返還及びこれに対する同金員受領の日である平成26年6月12日から支払済みまで商事法定利率年6%の割合による利息の支払を請求した事案である。これに対し,原告は,上記解除の有効性を争うとともに,仮に上記解除が有効であるとしても原告は被告に対して使用権料の支払請求権を有する等と主張して争っている。(以下,特に記載がない限り,摘示する証拠番号は第1事件におけるものである。また,金額の表記は,特に記載がない限り税抜きの額である。)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/478/086478_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86478

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平28・7 28/平27(行ケ)10191】原告:住友金属鉱山(株)/被告:シャープ( )

事案の概要(by Bot):
1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成19年3月26日,発明の名称を「半導体装置および液晶モジュール」とする発明につき特許出願(特願2003−188854号(平成15年6月30日(以下「原出願日」という。)にした特許出願の一部を分割した特許出願))をし,平成22年7月16日,特許第4550080号(請求項の数は6である。)として特許権の設定登録を受けた(甲1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成23年11月21日,本件特許の請求項1ないし請求項6に係る発明(以下,各請求項記載の発明を請求項1ないし6の区分に応じて「本件発明1」ないし「本件発明6」といい,これらを併せて「本件発明」という。)を無効とすることを求めて無効審判を請求し(無効2011−800241号。以下「第1無効審判」という。),また,平成24年1月30日,本件発明を無効とすることを求めて無効審判を請求した(無効2012−800006号。以下「第2無効審判」という。)。これに対し,特許庁は,第1無効審判に係る手続を中止し,まず第2無効審判を審理し,平成24年9月19日付けで本件発明についての特許を無効とする旨の審決をした。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/477/086477_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86477

Read More

【知財(その他):職務発明対価請求事件/東京地裁/平28・12 26/平27(ワ)6627】原告:甲/被告:ソニー損害保険(株)

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告の在職中に職務上行った発明につき,特許を受ける権利を被告に譲渡したことについて,被告に対し,平成16年法律第79号による改正前の特許法35条3項及び4項に基づき,相当の対価として,その未払分●(省略)●円のうち1000万円及びこれに対する催告の日の翌日である平成26年10月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/474/086474_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86474

Read More

【下級裁判所事件:現住建造物等放火被告事件/札幌地裁/ 29・1・19/平28(わ)232】

要旨(by裁判所):
集合住宅の自室に放火した現住建造物等放火被告事件(自白)において,被告人に懲役3年6月を言い渡した事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/473/086473_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=86473

Read More

【知財(特許権):特許権移転登録手続請求控訴,同附帯控 事件/知財高裁/平29・1・25/平28(ネ)10020等】控訴人兼被控訴人 兼附帯控訴人(一審原告)/被控訴人兼附帯控訴人:エルジ ディスプレイ

事案の概要(by Bot):
本件は,別紙特許目録1ないし3記載の各特許権(以下,まとめて「本件各特許権」といい,各目録に記載された特許権をまとめて示すときは,目録の番号を用いて「本件特許権1」,「本件特許権2」などといい,各目録に記載された特許権を個別的に示すときは,目録の番号と目録記載の番号を用いて「本件特許権1−1」,「本件特許権2−1」などということとする。)に関し,一審原告が,一審原告と一審被告大林精工との間では,一審被告大林精工が一審原告に対して本件特許権1及び同3に対応する特許出願に係る特許権又は特許を受ける権利(以下,それぞれ「本件権利1」,「本件権利3」という。)を無償で譲渡する旨の契約が,また,一審原告と一審被告Yとの間では,一審被告Yが一審原告に対して本件特許権2に対応する特許出願に係る特許を受ける権利(以下「本件権利2」といい,本件権利1ないし3を併せて「本件各
4権利」という。)を無償で譲渡する旨の契約が,それぞれ締結されたと主張して,上記の各契約に基づき,一審被告大林精工に対しては本件特許権1及び同3につき,一審被告Yに対しては同2につき,それぞれ特許権の移転登録手続を求めた事案である。原判決は,一審被告Yに対する請求を全部認容し,一審被告大林精工に対する請求を全部棄却したため,一審原告と一審被告Yがそれぞれ敗訴部分を不服として控訴した。また,一審原告は,当審において,一審被告大林精工及び同Y(以下「一審被告ら」という。)に対し,それぞれ,上記の各契約に基づく特許権移転義務の不履行を理由とする損害賠償請求(一審被告Yに対し,逸失利益として2000万円及びこれに対する年5分の割合による遅延損害金,一審被告大林精工に対し,逸失利益として1億円及びこれに対する年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるもの。ただし,いずれも一部請求である。)を(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/472/086472_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86472

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 23/平27(行ケ)10010】原告:JFEスチール(株)/被告:(訴訟引受人) ルセロールミタル

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等
(1)脱退被告は,平成13年4月6日,発明の名称を「極めて高い機械的特性値をもつ成形部品を被覆圧延鋼板,特に被覆熱間圧延鋼板の帯材から型打ちによって製造する方法」とする発明について,特許出願(特願2001−109121号,優先日:平成12年4月7日,優先権主張国:フランス共和国。以下「本件出願」という。)をし,平成17年4月1日,特許第3663145号として特許権の設定登録(請求項の数8)を受けた(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許権」という。甲1,68)。
(2)原告は,平成25年9月27日,本件特許の特許請求の範囲請求項1ないし8に記載された発明に係る特許について,無効審判請求をした。脱退被告は,平成26年1月28日付けで本件特許の特許請求の範囲についての訂正請求をし,同年3月7日付け手続補正書により上記訂正請求を補正した(以下,この補正後の訂正請求に係る訂正を「本件訂正」といい,本件訂正後の明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。乙29,30)。特許庁は,上記無効審判請求を無効2013−800184号事件として審理した上で,平成26年12月10日,「訂正を認める。本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,同月18日,その謄本が原告に送達された。
(3)原告は,平成27年1月16日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。その後,脱退被告は,被告訴訟引受人に本件特許権を譲渡し,その移転登録(受付日:平成27年2月5日)が経由されたことから,当裁判所は,原告の申立てにより,同年6月3日,本件訴訟を被告訴訟引受人に引き受けさせる旨の決定をした。その後,脱退被告は,原告及び被告訴訟引受人の承諾を得て,本件訴訟から脱退した。 2特許請求の範囲の記載
本件訂正後の本件特(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/470/086470_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86470

Read More

(【下級裁判所事件:行政文書不開示処分取消及び義務付 /神戸地裁2民/平29・1・19/平28(行ウ)24】原告:A/被告:西宮市)

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,西宮市情報公開条例に基づき,処分行政庁に対し,平成27年9月15日付けで行った「K市長の政策アドバイザーの採用計画立案及び採用決定にかかわる情報のすべて」及び平成28年3月8日付けで行った「個人名や年齢を除く平成27年度西宮市職員採用試験(筆記と面接などの合計点)とその合否結果のすべて」(なお,ここでいう「平成27年度」とは,平成28年度の職員採用のために平成27年に実施された試験を指す。以下も同様。以下,両文書を併せて「本件開示請求対象文書」という。)との開示請求に対し,処分行政庁から,「西宮市情報公開条例6条2号及び6号に該当するため(特定の個人が識別されうる情報および職員の採用試験に関する情報のため)」との理由で,平成27年9月29日付け及び平成28年3月17日付けで本件開示請求対象文書を部分不開示とする旨の各決定(平成27西人発第37号,平成28西人発第60号。以下,両決定を併せて「本件原決定」という。)を受けたことから,本件原決定の取消しを求めている事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/469/086469_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=86469

Read More

【意匠権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 24/平28(行ケ)10167】原告:(株)ケイジェイシー/被告:(株)ナカ

事案の概要(by Bot):
本件は,意匠登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,類似性(意匠法3条1項3号)についての判断の是非である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/468/086468_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86468

Read More

【商標権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 24/平28(行ケ)10164】原告:(株)ファインフードネットワーク/被 告:(株)ローソン

事案の概要(by Bot):
本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性(類似性)の有無である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/467/086467_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86467

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 24/平28(行ケ)10080】原告:(株)ダイセル/被告:セラニーズアセ テート,

事案の概要(by Bot):
本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,明確性要件の充足の有無,サポート要件(同条6項1号)及び実施可能要件(同条4項1号)の各充足の有無,進歩性(同法29条2項)判断の是非及び分割要件違反(新規事項追加)の有無である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/466/086466_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86466

Read More

【商標権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 24/平28(行ケ)10181】原告:オルガノサイエンス(株)/被告:オル ガノ(株)

事案の概要(by Bot):
本件は,商標登録無効審判請求に対する無効審決の取消訴訟である。争点は,原告の有する下記本件商標と被告の有する下記引用商標との同一性又は類似性(商標法4条1項11号)の有無及び本件商標が被告の業務に係る商品・役務と混同を生じるおそれ(商標法4条1項15号)の有無である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/465/086465_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86465

Read More

【知財(著作権):著作権侵害および名誉侵害行為に対する 害賠償控訴事件/知財高裁/平29・1・24/平28(ネ)10091】控訴人:X 被控訴人:(株)朝日新聞社

事案の概要(by Bot):
本件は,控訴人記事の著作者であり,著作権者である控訴人が,被控訴人が運営するウェブサイトに掲載された被控訴人記事により,著作権(翻案権)及び著作者人格権(同一性保持権,名誉・声望権)を侵害され,名誉を毀損されたと主張して,被控訴人に対し,著作権侵害,著作者人格権侵害ないし名誉毀損の不法行為に基づき,損害合計340万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平成28年2月16日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,著作権法115条ないし民法723条に基づき,被控訴人のウェブサイトへの謝罪文の掲載を求めた事案である。原審は,(a)被控訴人各表現は,表現それ自体でない部分又は表現上の創作性がない部分において,控訴人各表現と同一性を有するにすぎないから,控訴人各表現を翻案したものではない,(b)被控訴人記事は,控訴人記事を改変したものではないから,同一性保持権の侵害はない,(c)控訴人指摘の被控訴人記事中の表現部分は,被控訴人記事の著者の控訴人記事に対する意見ないし論評又は控訴人記事から受けた印象を記載したものにすぎず,控訴人又は控訴人記事を誹謗中傷するものとは認められないから,名誉・声望権の侵害はない,(d)被控訴人記事が控訴人の社会的評価を低下させる理由として控訴人が主張する点は,控訴人の社会的評価を低下させることの理由とはなり得ないし,被控訴人記事の記載が控訴人の社会的評価を低下させるものとも認められないから,名誉毀損は成立しないなどとして,控訴人の請求をいずれも棄却した。控訴人が,これを不服として控訴した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/464/086464_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86464

Read More

【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁 /平29・1・18/平28(ネ)10003】控訴人:日東紡績(株)/被控訴人:ユ ニチカ(株)

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする特許第5142002号の特許権(以下「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本件特許1」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書1」という。)及び発明の名称を「透明不燃性シートからなる防煙垂壁」とする特許第5142055号の特許権(以下「本件特許権2」といい,同特許権に係る特許を「本件特許2」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書2」という。また,本件特許権1と本件特許権2を併せて「本件各特許権」といい,本件特許1と本件特許2を併せて「本件各特許」といい,本件明細書1と本件明細書2を併せて「本件各明細書」という。)の特許権者である控訴人が,被控訴人LAPが製造する原判決別紙物件目録記載1の防煙垂壁(以下「本件防煙垂壁」という。)は,本件特許1の特許請求の範囲の請求項1ないし3に係る各発明(以下「本件発明1−1」ないし「本件発明1−3」という。)又は本件特許2の特許請求の範囲の請求項1ないし4に係る各発明(以下「本件発明2−1」ないし「本件発明2−4」という。また,本件発明1−1ないし1−3と本件発明2−1ないし2−4を併せて「本件各発明」という。)の技術的範囲に属し,被控訴人ユニチカが製造して被控訴人LAPに販売する原判決別紙物件目録記載2のシート(以下「本件シート」という。)は,上記のとおり本件各特許の直接侵害品である本件防煙垂壁の生産にのみ用いるもの又は本件各発明による課題の解決に不可欠なものであり,これについて間接侵害が成立する旨主張して,被控訴人らに対し,特許法100条1項,2項に基づき,本件防煙垂壁及び本件シート(以下,両者を併せて「本件防煙垂壁等」という。)の生産,譲渡,貸渡し,輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出(以下,これらを併せて「譲渡等」という。(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/463/086463_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86463

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 18/平27(行ケ)10234】原告:日東紡績(株)/被告:ユニチカ(株)

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする発明に係る特許第5142002号(平成16年5月11日特許出願,平成24年11月30日設定の登録。以下,この特許を「本件特許」という。甲150)の特許権者である。被告は,平成26年3月10日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014−800037号事件として審理をした。原告は,その審理の過程で,平成27年5月18日,本件特許の特許請求の範囲及び明細書について訂正の請求(以下「本件訂正」という。)をし,さらに,同年8月6日,本件訂正に係る訂正請求書を補正する手続補正をした。特許庁は,同年10月1日,「請求のとおり訂正を認める。特許第5142002号の請求項1ないし3及び7に係る発明についての特許を無効とする。審判費用は,被請求人の負担とする。」との審決をし,その謄本を,同年10月8日,原告に送達した。 2特許請求の範囲の記載
本件訂正後の本件特許の特許請求の範囲のうち請求項1ないし3,7の記載は,以下のとおりである(以下,請求項1ないし3,7に記載された発明をそれぞれ「本件発明1」などといい,これらをまとめて「本件発明」という。また,本件訂正前の本件特許の明細書及び図面をまとめて「本件明細書」といい,本件訂正後のものを「本件訂正明細書」という。)。請求項の分説及びアルファベット等の表示は裁判所による(審決と同じ)。なお,本件訂正により,請求項4ないし6は削除された。 「【請求項1】A1.透明不燃性シートからなる防煙垂壁であって,B.該透明不燃性シートが,少なくとも1枚のガラス繊維織物と,前記ガラス繊 維織物を挟む一対の硬化樹脂層と,を含む透明不燃性シートであって,C.前記硬化樹脂がビニルエステル(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/462/086462_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86462

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 18/平27(行ケ)10233】原告:日東紡績(株)/被告:ユニチカ(株)

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,平成22年11月24日,発明の名称を「透明不燃性シートからなる防煙垂壁」とする特許出願(2010−260764号。出願日を平成16年5月11日とする特許出願(特願2004−141248号)の分割出願)をし,平成24年11月30日,設定の登録を受けた(以下,この特許を「本件特許」という。甲150)。被告は,平成26年2月5日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014−800024号事件として審理をし,その審理の過程で,原告は,平成27年3月30日,本件特許の特許請求の範囲及び明細書について訂正の請求(以下「本件訂正」という。)をし,さらに,同年7月16日,本件訂正に係る訂正請求書を補正する手続補正をした。特許庁は,同年10月1日,「請求のとおり訂正を認める。特許第5142055号の請求項1ないし7に係る発明についての特許を無効とする。審判費用は,被請求人の負担とする。」との審決をし,その謄本を,同年10月8日,原告に送達した。 2特許請求の範囲の記載
本件訂正後の本件特許の特許請求の範囲の記載は,以下のとおりである(請求項の数は7。以下,請求項1ないし7に記載された発明をそれぞれ「本件発明1」などといい,これらをまとめて「本件発明」という。また,本件訂正前の本件特許の明細書及び図面をまとめて「本件明細書」といい,本件訂正後のものを「本件訂正明細書」という。)。請求項の分説及びアルファベット等の表示は裁判所による(審決と同じ)。 「【請求項1】A.建築物の天井に垂下して取り付けられた,透明不燃性シートからなる防煙垂
壁であって,B.前記透明不燃性シートが,少なくとも1枚のガラス繊維織物と,前記ガラス繊維織物を挟む一対の硬化樹脂層と,を含む透明不燃性シ(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/461/086461_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86461

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 18/平28(行ケ)10005】原告:X/被告:ロート製薬(株)

事案の概要(by Bot):
1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「眼科用清涼組成物」とする発明につき,平成17年6月7日を出願日(以下「本件出願日」という。)として,特許出願(特願2005−167147号。優先日を平成16年6月8日と主張するもの。以下「本件優先日」という。)をし,平成25年11月8日,特許第5403850号(請求項の数は6 である。)として特許権の設定登録を受けた(甲49。以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成27年2月5日,本件特許の請求項1ないし請求項6に係る発明を無効とすることを求めて無効審判(無効2015−800023号。以下「本件審判」という。)を請求した(甲50)。 特許庁は,同年12月1日,本件審判の請求は成り立たない旨の審決をしたことから,原告は,平成28年1月8日,本件審決取消訴訟を提起した。 2 特許請求の範囲の記載(甲49)
本件発明に係る特許請求の範囲(以下「本件特許請求の範囲」という。)の請求項1ないし6の記載は,以下のとおりである(以下,請求項1ないし6に係る発明をそれぞれ「本件発明1」ないし「本件発明6」,これらを併せて「本件発明」,本件発明の明細書及び図面を併せて「本件明細書」,とそれぞれいう。)。 「【請求項1】
a)メントール,カンフル又はボルネオールから選択される化合物を,それらの総量として0.01w/v%以上0.1w/v%未満,(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/460/086460_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86460

Read More

【知財(著作権):損害賠償等請求控訴事件/知財高裁/平28・ 12・22/平28(ネ)10057】控訴人:X/被控訴人:Y

事案の概要(by Bot):
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人がAOLのチャット機能又はメール機能を使用して被控訴人のスクリーンネームであるA又は同人のメールアドレスであるA@aol.comに文章を伝達するなどして被控訴人の創作に関与したとして,控訴人は宇多田ヒカル名義の編集著作物(CDアルバム「FirstLove」)及び「誰かの願いが叶うころ」と題する楽曲の歌詞の共同著作者であると主張し,また,控訴人が「B&C」,「はやとちり」及び「Wait&See〜リスク〜」と題する各楽曲の歌詞につき,被控訴人の創作に関与したものの被控訴人が控訴人の氏名を表示せず被控訴人のみが著作者として利益を得るなどしたと主張して,著作権法115条,民法709条等に基づき,別紙控訴人請求目録記載の各請求(当審第1回口頭弁論調書参照)を求めた事案である。原審は,控訴人において主張する伝達内容が被控訴人に伝えられたものとは認められないとして,控訴人の各請求をいずれも棄却した。控訴人がこれを不服として控訴した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/459/086459_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86459

Read More

【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平29・1 24/平28(行ケ)10091】原告:エムケーエスインストル/被告:特 庁長官

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等
(1)原告は,平成25年2月14日,発明の名称を「薄膜処理におけるパルスモードスキームのための高周波電力供給システム中の複数電源のフィードバック制御およびコヒーレンス性」とする発明について特許出願(特願2013−26401号。優先日:平成24年2月23日,優先権主張国:米国。請求項の数40。以下「本願」という。)をしたが,平成26年8月26日付けで拒絶査定を受けた。 (2)原告は,平成26年12月26日,上記拒絶査定について不服審判を請求し,特許庁は,上記審判請求を不服2014−26709号として審理を行った。
(3)特許庁は,平成27年11月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年12月15日,原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。 (4)原告は,平成28年4月13日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。
2特許請求の範囲の記載
本願の特許請求の範囲請求項1の記載は,次のとおりである。以下,この請求項1に記載された発明を「本願発明」といい,明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。なお,文中の「/」は,原文の改行箇所を示す(以下同じ。)。
【請求項1】高周波(RF)制御システムにおいて,/RF信号を負荷に出力する電力増幅器と,/前記RF信号を監視し,前記RF信号に基づいて,センサ信号を発生させるセンサと,/前記センサ信号にしたがって,前記RF信号のエネルギ
ーを決定するエネルギー検出回路と,/前記エネルギー検出回路により決定されたエネルギーにしたがって,前記RF信号を変化させるための制御信号を発生させる電力増幅器エネルギー調整回路とを具備するRF制御システム。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/458/086458_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86458

Read More