【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁 /平27・12・16/平26(ネ)10124】控訴人:X/被控訴人:Y

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「シートカッター」とする特許に係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である被控訴人が,原判決別紙物件目録記載の製品(以下「控訴人製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件特許発明」という。)の技術的範囲に属し,控訴人による控訴人製品の製造,譲渡等が本件特許権の侵害に当たると主張して,控訴人に対し,特許法100条1項に基づく控訴人製品の製造,譲渡等の差止め,同条2項に基づく控訴人製品及びその半製品の廃棄並びに本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として105万0200円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成25年12月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。原判決は,被控訴人の請求のうち,控訴人に対し,控訴人製品の製造,譲渡等の差止め及び廃棄並びに損害賠償として79万4000円及びこれに対する遅延損害金の支払を命じる限度で認容し,その余の請求を棄却した。控訴人は,原判決中,控訴人敗訴部分を不服として本件控訴を提起した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/558/085558_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85558