【下級裁判所事件:住居侵入,強盗強姦被告事件/高松高裁1/平22・11・18/平22(う)173】結果:棄却

概要(by Bot):
本件は,強盗目的で被害者宅に侵入した被告人が,持参していたカッターナイフを被害者の顔面に押し当てるなどの暴行,脅迫を加え,抵抗できなくなった被害者を強姦し,さらに同女所有の現金1万円を強取したというものであり,原判決の量刑及び原判決が「量刑の理由」の項で説示するところはおおむね相当として是認することができる。すなわち,被告人は,本件犯行の一月ほど前に被害者宅付近を通りかかった際に,お金がありそうだと見当を付け,実際に本件犯行の約1週間前に被害者宅に盗みに入っていたところ,その盗んだ現金を遊興費等に費消したことから,再度現金を盗み,場合によっては強取しようと企てて夜間に被害者宅に侵入し,室内を物色したが金員は見当たらず,被害者の部屋に行った際に就寝中の被害者と目があったことからその顔面にカッターナイフを押し当てて脅迫し,その際,畏怖していた被害者に劣情を催し,犯行の口封じも兼ねて被害者を強姦し,さらに,畏怖している被害者から金員を強取したものであり,その動機や経緯には酌むべき点が全くない。その犯行の内容も,カッターナイフやガムテープ等を準備して深夜に女性宅に侵入するなど非常に計画的なものであるし,室内を物色した上,目を覚ました被害者に対し,用意していた上記カッターナイフを顔面に押し付け,畏怖して反抗できなくなった被害者を強姦し,更に畏怖に乗じて金員を脅し取るなど,極めて卑劣かつ危険で悪質な犯行である。被害者は,最も安全であるはずの自宅で就寝中に,突然,刃物を持った被告人に襲われ,上記の被害にあったものであり,その被った肉体的,精神的苦痛は甚だ大きく,被害者が犯人の厳重処罰を求めるも,被告人が逃走して自首しなかったことから,犯行から6年以上経過しても犯人が発覚せず,結局,事件の解決を見ることなく昨年亡くなったものであり,その無念を思うと,被害者の遺族が被(以下略)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110829144735.pdf



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