事案の概要(by Bot):
原告は,被告の有する本件特許について無効審判請求をしたが,請求不成立の審決を受けた。本件はその取消訴訟であり,争点は,補正要件違反の有無,サポート要件違反の有無,明確性要件違反の有無及び容易推考性の存否である。
発明の要旨(By Bot):
本件特許の請求項1及び7(本件発明1及び7)は次のとおりである。
【請求項1】指定された音を発生するための発生命令を発行する第1のステップと,指定された音を複数の発音チャンネルの1つに割り当て,割り当てたチャンネルに対応して該指定された音の制御データをレジスタに記憶する第2のステップと,所定時間間隔で演算開始命令を発行する第3のステップと,各演算開始命令に応じて,前記レジスタに記憶された制御データに基づき各チャンネル毎の波形データの複数サンプルをまとめて算術的に生成するように前記各チャンネルで音生成演算を実行する第4のステップであって,この音生成演算は,生成すべき該複数サンプル分のサンプリング周期を合計した時間よりも短い時間内で行われることと,個々のチャンネルで生成された波形データのサンプルを各サンプル点毎に混合し,該各サンプル点毎の混合サンプルデータを生成する第5のステップと,各サンプリング周期毎に順次サンプル点の前記混合サンプルデータを順次出力する第6のステップとを具備するようにしたことを特徴とする音生成方法。
【請求項7】1または複数の指定された楽音を発生するための1または複数の発生命令を受け取る第1のステップと,前記発生命令に応答して,各指定された楽音を複数の発音チャンネルのうちの各1つに割り当て,該指定された楽音の制御データを各指定された楽音が割り当てられた各発音チャンネルに対応するチャンネルレジスタに書き込む第2のステップと,演算開始命令を順次発行する第3のステップと,各演算開始命令に応答して,前記チャンネルのチャンネルレジスタに記憶された制御データに基づき各発音チャンネル毎に複数サンプル分の波形データを生成する第4のステップと,前記第4のステップで各発音チャンネルにつき生成された波形データを,前記複数サンプルの各サンプル毎に混合し,混(以下略)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120629112601.pdf
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