【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平24・4・11/平23(行ケ)10181】原告:(株)デンソー/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,原告らが,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
発明の要旨(By Bot):
本件審決が対象とした本件補正後の特許請求の範囲の請求項1の記載は,以下のとおりである。以下,請求項1に記載された発明を「本願発明」,本件出願に係る本件補正後の明細書を,図面を含めて「本願明細書」という。なお,文中の「/」は,原文の改行箇所である。
【請求項1】給湯用水を蓄える貯湯タンクと,/前記貯湯タンクに設けられた吸入口から流出した給湯用水を,前記貯湯タンクの上部に設けられた吐出口を介して前記貯湯タンク内に流入させるように給湯用水を循環させる給湯用水循環回路と,/前記給湯用水循環回路に設けられ,前記吸入口から流出した給湯用水を加熱し,沸き上げるとともに制御手段で制御されるヒートポンプユニットと,/前記貯湯タンクに,縦方向に間隔を空けて設けられ,前記貯湯タンク内の給湯用水の各水位レベルでの温度情報を前記制御手段に出力する複数の水位サーミスタと,/集熱媒体を太陽熱で加熱する太陽熱集熱器と,/前記貯湯タンク内の下方に設けられ,前記太陽熱集熱器で熱せられた前記集熱媒体により前記貯湯タンク内の給湯用水を加熱する熱交換器と,/前記集熱媒体を前記太陽熱集熱器と前記熱交換器に循環させる集熱器循環回路とを有する貯湯式給湯装置において,/前記吐出口は,前記熱交換器が配設される部位よりも上方となる部位に設けられており,/前記制御手段は,給
湯に用いられる熱量に応じて前記ヒートポンプユニットを制御し,かつ,/前記制御手段は,前記貯湯タンク内に蓄えられた給湯用水の使用前に予め加熱しておく蓄熱運転時に,給湯用必要熱量から前記太陽熱集熱器で得られる集熱熱量を減じた必要沸き上げ熱量に応じた量の高温の給湯用水が前記貯湯タンクの上部に設けられた前記吐出口から流入して貯湯されるように,前記各水位サーミスタからの温度情報に基づいて前記ヒートポンプユニットを蓄熱運転し,/前記貯湯タンクの(以下略)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120412165005.pdf



<裁判所ウェブサイト>
掲載ページ
<検索>
事件番号・事件名・当事者名をキーワードにしてgoogleで検索する