【知財(特許権):特許権侵害差止等請求事件/大阪地裁/平24・1・26/平22(ワ)9102】原告:田岡化学工業(株)/被告:大阪ガスケミカル(株)

事案の概要(by Bot):
(1)本件特許権
原告は,以下の特許(以下「本件特許」といい,本件特許の【特許請求の範囲】【請求項1】に係る発明を「本件特許発明1」,同【請求項7】に係る発明を「本件特許発明2」といい,併せて「本件各特許発明」という。また,本件特許に係る出願明細書を「本件明細書」といい,優先権主張に係る先の出願明細書を「本件基礎出願明細書」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する。
特許番号 4140975号
発明の名称 フルオレン誘導体の結晶多形体およびその製造方法
出願日 平成20年2月8日
優先権主張番号 特願2007−34370(以下「本件基礎出願」という。)
優先日 平成19年2月15日
登録日 平成20年6月20日
特許請求の範囲
【請求項1】「ヘテロポリ酸の存在下,フルオレノンと2−フェノキシエタノールとを反応させた後,得られた反応混合物から50℃未満で9,9−ビス(4−
3(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンの析出を開始させることにより9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンの粗精製物を得,次いで,純度が85%以上の該粗精製物を芳香族炭化水素溶媒,ケトン溶媒およびエステル溶媒からなる群から選ばれる少なくとも1つの溶媒に溶解させた後に50℃以上で9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンの析出を開始させる9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンの結晶多形体の製造方法。」
【請求項7】「示差走査熱分析による融解吸熱最大が160〜166℃である9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンの結晶多形体。」(2)9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンBPEFは,高耐熱性や優れた光学特性(以下略)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120207111603.pdf



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