【知財(著作権):著作権確認等請求事件/大阪地裁/平24・2・16/平21(ワ)18463】原告:(財)/被告:(株)オーク

事案の概要(by Bot):
1前提事実(当事者間に争いがないか,掲記の証拠により容易に認められる。)
(1)当事者
ア原告
原告は,日本漢字能力検定の実施等を業とする,平成4年6月16日に平成16年法律第147号による改正前の民法34条に基づき設立された財団法人であり,現在は一般社団法人及び一般財団法人に関する法律に基づく特例財団法人となっている。
イ被告ら
被告オークは,昭和46年1月20日に設立された,教材の開発,制作,出版及び販売等を目的とする株式会社である。被告P1は,被告オークの代表取締役であり,原告の設立当初から平成21年4月16日まで,原告の代表者(理事長)であった者である。
(2)日本漢字能力検定
日本漢字能力検定は,漢字に関する知識・能力を測定する技能検定である。級ごとに審査基準及び配当漢字が定められており,現在は,1級,準1級,2級,準2級,3級から10級の12段階にレベル分けされている。従前は,被告オークが実施していたが,原告設立後は原告が実施している。
(3)本件各書籍
原告は,日本漢字能力検定の検定対策用問題集として,下記アないしエの,別紙書籍目録記載の各書籍(以下「本件各書籍」といい,個々の書籍は「本件書籍1」などという。)を発行した。また,本件各書籍の販売を継続するため,印刷会社に対して,それらの印刷を依頼している。
ア本件書籍1ないし11
日本漢字能力検定の検定問題及び回答を,級別,開催回ごとにまとめた問題集(以下「過去問題集」という。)の平成21年度版である。
イ本件書籍12ないし21
日本漢字能力検定の各級の配当漢字を,50音順にすべて掲載し,複数の漢字をまとめて1単元(1ステップ)として,単元ごとに,漢字表(漢字一覧表)と,その漢字を使った種々の問題(読み問題,書き取り問題など)を掲載した問題集(以下「ステップシリーズ」という。)の初版(9級,10級),改訂(以下略)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120224141145.pdf



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