【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平24・1・16/平23(行ケ)10144】原告:コネコーポレイション/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,拡大先願発明との実質的同一性及び進歩性の有無(補正の独立特許要件の有無)である。
発明の要旨(By Bot):
【本件補正前の請求項1の発明】「巻上機械が1組の巻上ロープにトラクションシーブによって係合し,該1組の巻上ロープは実質的に円形の断面の複数の巻上ロープを含み,該1組の巻上ロープはカウンタウエイトおよびエレベータカーをそれらの各経路上に支持するエレベータにおいて,前記実質的に円形の巻上ロープは8mm以下の太さを有し,前記巻上ロープとトラクションシーブとの間の接触角は180°以上であり,前記巻上ロープの鋼ワイヤの太さの平均は0.1mm以上で,かつ0.5mm以下であることを特徴とするエレベータ。」
【本件補正後の請求項1の発明】「巻上機械が1組の巻上ロープにトラクションシーブによって係合し,該1組の巻上ロープは実質的に円形の断面の複数の巻上ロープを含み,該1組の巻上ロープはカウンタウエイトおよびエレベータカーをそれらの各経路上に支持するエレベータにおいて,前記実質的に円形の巻上ロープは8mm以下の太さを有し,前記巻上ロープとトラクションシーブとの間の接触角は180°以上であり,前記巻上ロープの鋼ワイヤの太さの平均は0.1mm以上かつ0.2mm以下であり,前記巻上ロープは非被覆状態であることを特徴とするエレベータ。」(下線は補正部分)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120118085124.pdf



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