【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平23・11・24/平23(行ケ)10047】原告:JFEスチール(株)/被告:新日本製鐵(株)

事案の概要(by Bot):
原告は,被告の有する本件特許について無効審判請求をしたが,請求不成立の審決を受けた。本件はその取消訴訟であり,争点は,新規性の有無,進歩性の有無及び実施可能要件違反の有無である。
発明の要旨(By Bot):
平成22年5月31日付け訂正による本件特許の請求項1〜3(本件発明1〜3)は次のとおりである。
【請求項1】
鋼板表面に形成された引張残留応力と塑性歪からなる歪領域のうち,圧延方向の前記引張残留応力の最大値が70〜150MPaであり,かつ,前記塑性歪の圧延方向の範囲が0.5mm以下であることを特徴とする低鉄損一方向性電磁鋼板。
【請求項2】
前記歪領域間の圧延方向の間隔が7.0mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の低鉄損一方向性電磁鋼板。
【請求項3】
前記歪領域は,鋼板の圧延方向に対して60〜120°の方向に連続的または所定間隔で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の低鉄損一方向性電磁鋼板。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20111125083740.pdf



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