【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁/平23・9・5/平22(ネ)10028】控訴人:古河電気工業(株)/被控訴人:日本オプネクスト(株)

事案の概要(by Bot):
1 一審原告である控訴人は,半導体光デバイス・光関連部品等の製造販売等を営む株式会社(明治29年6月25日設立)であり,一方,一審被告である被控訴人は,光通信関連部品及び半導体素子等の製造・販売等を業とする株式会社(平成12年9月28日設立)である。
2 本件は,発明の名称を「量子井戸半導体レーザ素子」とする下記特許権(請求項の数1,以下「本件特許権」という。)を有する控訴人が,平成13年2月ころから量子井戸半導体レーザ素子及びこれを構成部材として含む発光レーザモジュール(原判決にいう「被告レーザ素子」)を製造・販売する被控訴人に対し,上記レーザ素子は控訴人の上記特許権を侵害するとして,不法行為による損害賠償金47億9500万円の一部請求として,3億円及びこれに対する平成20年4月2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払いを求めた事案である。

・出願日 昭和63年11月11日
・登録日 平成11年3月12日
・特許番号 第2898643号
・存続期間満了日 平成20年11月11日
3 なお,本件特許権に関する出願から異議決定までの主な経過は,次のとおりである。
・出願 昭和63年11月11日(特願昭63−285549号)
・公開 平成2年5月18日
・補正(第1回) 平成8年11月5日
・拒絶査定 平成9年4月21日
・不服審判請求 平成9年7月10日(平成9年審判第11553号)
・補正(第2回) 平成9年8月11日
・補正(第3回) 平成10年12月11日
・審決 平成10年12月24日(原査定取消し,特許査定)
・登録 平成11年3月12日
・特許異議 平成11年12月2日(平成11年異議第74467号,申立人A)
・異議の決定 平成12年2月24日
4 そして,特許出願人たる控訴人が求めた本件特許の特許請求の範囲の変遷は,次のとおりである。(以下略)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110930154950.pdf



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