【知財(不正競争):業務禁止等請求事件/東京地裁/平23・9・29/平20(ワ)35836】

事案の概要(by Bot):
本件は,健康器具の販売等を業とする原告が,取締役兼営業担当部長であった被告A及び同被告が原告を退職した後に設立した健康器具の販売等を業とする被告オキシーヘルスジャパン株式会社に対し,被告Aにおいては,不正の手段により営業秘密が記載された原告の顧客名簿を取得し,原告を退職した後に入社したバイオネット株式会社に上記顧客名簿を開示し,バイオネット・被告オキシーヘルスで上記顧客名簿を使用して原告の顧客らに対する販売活動を行い,被告オキシーヘルスにおいては,バイオネットから上記顧客名簿を取得し,仮に被告Aによる上記顧客名簿の取得が不正の手段によるものでなかったとしても,被告Aにおいて図利加害目的で上記顧客名簿を開示したり使用したりしているとして,労働契約又は不正競争防止法に基づく上記顧客名簿を使用した販売業務の差止めや不正競争防止法に基づく上記顧客名簿の廃棄を求めるとともに,債務不履行又は不法行為に基づく上記販売活動による逸失利益相当額の損害賠償を求め,また,被告Aにおいて,原告の貸付先等であったバイオネットに,その財産を不当に流出させ,株式会社ニューロサイエンスを経由した被告オキシーヘルスへの事業譲渡をさせるなどして,バイオネットを破産させたことにより,原告のバイオネットに対する貸付金等の回収が不能になったとして,不法行為に基づく貸倒れ等による損失相当額の損害賠償を求める事案である。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20111013111728.pdf



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