事案の概要(by Bot):本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がした請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
発明の要旨(By Bot):
平成20年4月7日付けの手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1に係る本願発明は,以下のとおりである。
【請求項1】「(1)第1の電極であるインジウム錫オキシドの薄いフィルムでプレコートされた可撓性基材,(2)(a)非ポリマー材料を含むホール輸送層及び/又は(b)非ポリマー材料を含む電子輸送層,並びに(3)前記(2)の層の上に配置された第2の電極を含んでなり,0.5cmの曲率半径に繰り返して曲げた後でも電流/電圧特性の明白な変化がない可撓性有機発光デバイスの製造方法であって,前記可撓性基材の前記インジウム錫オキシドの表面rms粗さが,原子間力顕微鏡により得られる画像を用いることにより決定して3.6nmを超えないインジウム錫オキシド表面の粗さを有する可撓性基材を用いることを特徴とする,可撓性有機発光デバイスの製造方法。」
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110513105237.pdf
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