事案の概要(by Bot):
本件は,原告らが,名称を「ポリマーの回収方法」とする発明につき特許出願をし,平成19年6月11日付けで特許請求の範囲の変更等を内容とする手続補正をしたところ,拒絶査定を受けたため,これに対する不服の審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた事案である。
2 争点は上記補正後の請求項1に係る発明が,特開平9-207199号公報(発明の名称ゴム状重合体用押出乾燥装置出願人日本ゼオン株式会社,公開日平成9年8月12日,以下「引用例」という。甲1)に記載された発明との間で進歩性を有するかである。