【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平25・9・30/平24(行ケ)10268】原告:ジェネンテク,インコーポレイテッド/被告:特許庁長官

裁判所の判断(by Bot):
当裁判所は,訂正事項1及び2による訂正は,平成6年改正前特許法126条1項,2項に反するものではないと判断するが,訂正事項3による訂正は,同条同項に反するものと判断する。その理由は,以下のとおりである。
1 認定事実
(1)特許請求の範囲及び発明の詳細な説明欄の記載
本件明細書には,以下の記載があり,表9の一部は別紙表9のとおりである。
「【請求項14】ヒト化マウス抗体humae111型,2型,3型,4型,5型,6型,7型,7a型,8型,8a型,8b型または9型のFabH鎖およびL鎖配列を含む抗体であって,その際,該humae111型は配列番号8および9にそれぞれ示すH鎖アミノ酸配列およびL鎖アミノ酸配列を有し,該humae112型〜199型は該humae111型が有するH鎖アミノ酸配列およびL鎖アミノ酸配列に対してさらに以下の修飾を有することを特徴とする抗体:(a)humae112型についてはVL中にL4MおよびM33L;(b)humae113型についてはVL中にE55GおよびG57E;(c)humae114型についてはVH中に137V;(d)humae115型についてはVH中にV24A;(e)humae116型についてはVH中にF78L;(f)humae117型についてはVL中にL4M,R24K,E55G,およびG57E,およびVH中にV24A,I37V,T57S,A60N,D61P,V63L,G65NおよびF78L;(g)humae117a型についてはVL中にL4M,R24K,E55GおよびG57E,およびVH中にV24A,I37V,T57S,A60N,D61P,V63LおよびG65N;(h)humae118型についてはVH中にA60NおよびD61P;(i)humae118a型についてはVH中にA60N,D61P,V63LおよびF67I;(j)(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20131002102759.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83607&hanreiKbn=07