裁判所の判断(by Bot):
当裁判所は,本件特許発明1は,甲1発明に基づいて,容易に想到することができると判断する。その理由は次のとおりである。
1認定事実
(1)本件明細書の記載
本件明細書には,次のとおりの記載がある(【図1】,【図2】は別紙のとおり。)。
「【発明が解決しようとする課題】【0006】一般に,ダイナマイトやその他の火薬類は,衝撃力,火気,電気に鋭敏であり,このために取り扱いに許可が必要である。さらに,このダイナマイトなどの火薬類を市街地で使用することは,振動や騒音の規制により制約されている。このように火薬類の取扱作業は危険性が高いなどの問題がある。そこで,本発明が解決しようとする課題は,これらの許可を必要とする危険な火薬類ではなく,非火薬で取扱が容易である主成分のニトロメタンとメタノールおよびオイルを含有させた市販のラジコン用の燃料(以下グロー燃料という。)の燃焼による膨張圧を破壊力に使用して岩盤やコンクリート構造物の破砕カートリッジおよび破砕カートリッジよる岩盤やコンクリート構造物の破砕方法を提案することである。【課題を解決するための手段】【0007】上記の課題を解決するための本発明の手段では,主成分のニトロメタンと,メタノールおよびオイルからなるラジコン用のグロー燃料を入れた容器,例えばPET容器に,絶縁被覆銅線の2本を1対の脚線とし,それらの1=!
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http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20130603101951.pdf
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