事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願拒絶審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
発明の要旨(By Bot):
上記の補正後の請求項1に係る本願発明は,以下のとおりである。
「下記(1)〜(3)を含むガス燃料の臭気剤として使用される組成物:(1)0.1〜49.9重量%の下記式の硫化アルキル(I):R1−S−R2(ここで,R1とR2は互いに同一でも異なっていてもよく,1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を表すか,R1とR2がそれらが結合している硫黄原子と一緒になって3〜5個の炭素原子を含むC1−C4アルキルまたはC1−C4アルケニル基で置換されていてもよい飽和または不飽和の環を形成する)(2)50〜99.8重量%の,アルキル基が1〜12個の炭素原子を有するアルキルアクリレート(II),(3)0.001〜0.1重量%の下記式(IV)の安定なニトロオキシド基を含む上記アルキルアクリレート(II)の重合を抑制する化合物(III):【化1】(ここで,R3とR4は互いに同一でも異なっていてもよく,それぞれ2〜30個の炭素原子を有し,さらに硫黄,燐,窒素または酸素から選択される一種または複数のヘテロ原子を含んでいてもよい第三または第二炭化水素基を表すか,R3とR4はそれらが結合している窒素原子と一緒になって4〜10個の炭素原子を有する置換されていてもよい環式炭化水素基を表す)」
(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20131031094212.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83700&hanreiKbn=07