【知財(著作権):プログラム開発委託料等請求控訴事件/知財高裁/平25・10・30/平25(ネ)10053】控訴人:X/被控訴人:公益(社)全日本ダンス協会連合会

事案の概要(by Bot):
1 原審の経過
(1)原審における請求
ア プログラム?の使用許諾に係る請求原告は,平成10年に,被告との間で,プログラム?の開発委託契約を締結し,同年,プログラム?を開発・作成したことにより,プログラム?の著作権を取得し,被告に対しプログラム?について使用許諾をしたと主張して,商法512条の報酬請求権に基づき,平成23年4月20日以前5年間のプログラム?の著作権使用許諾料合計190万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成23年5月20日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた。
イ プログラム?の開発・作成に係る請求
(ア)主位的請求
 原告は,平成22年10月下旬,被告との間で,開発委託料を定めずにプログラム?の開発委託契約を締結し,同年12月から平成23年3月4日までの間に,被告に対し,プログラム?を開発・作成して納品したと主張して,商法512条の報酬請求権に基づき,プログラム?の開発委託料として合計960万円及びこれに対する平成23年5月20日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた。
(イ)予備的請求①
 原告は,被告との間で,プログラム?の作成につき請負契約を締結し,その際,相当の報酬を支払うことを黙示的に合意したと主張して,相当な報酬額の一部である960万円及びこれに対する平成23年5月20日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた。
(ウ)予備的請求②
 原告は,プログラム?を作成したことにより,被告が不当に利得を得ていると主張して,不当利得返還請求権に基づき,不当利得210万円及びこれに対する不当利得をした平成23年3月4日(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20131106091130.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83712&hanreiKbn=07