事案の概要(by Bot):
本件は,特許無効不成立審決の取消訴訟である。争点は,?発明未完成,?実施可能要件違反,?明確性要件違反である。
発明の要旨(By Bot):
本件発明の要旨は,平成25年5月31日付け審判請求書添付の訂正特許請求の範囲に記載された下記のとおりである(F〜Jの分説記号は裁判所が付した。)。
【請求項1】(削除)
【請求項2】F焼き網に載置して焼き上げて食する輪郭形状が方形の小片餅体である切餅であって,Gこの焼き網に載置する際に,最も面積の大きい対向する広大面の一方を載置底面他方を上面とする高さ寸法が幅寸法及び奥行き寸法より短い薄平板状の偏平方形体の切餅の,前記上下の広大面間の立直側面に,この上下の広大面間の立直側面に沿う周方向に長さを有する一若しくは複数の切り込み部又は溝部を設け,Hこの切り込み部又は溝部は,この立直側面に沿う周方向で且つ前記広大面と平行な直線状であって,四辺の前記立直側面のうちの対向二側面である長辺部の立直側面の双方に夫々長さいっぱいに形成した切り込み部又は溝部であり,刃板に対して前記小片餅体を前記長辺部長さ方向に相対移動することで形成した切り込み部又は溝部として,I焼き上げるに際し,前記立直側面の周方向に形成した前記切り込み部又は溝部の上側が下側に対して持ち上がり,最中やサンドウイッチのように上下の焼板状部の間に膨化した中身がサンドされている状態に膨化変形することで膨化による外部への噴き出しを抑制するように構成したことを特徴とするJ餅。
(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20131125111330.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83754&hanreiKbn=07