事案の概要(by Bot):
本件は,原判決別紙原告商品目録記載の各商品(以下「原告各商品」と総称し,それぞれを目録の番号に従い,「原告商品1」などという。)を販売する被控訴人兼附帯控訴人(以下,単に「一審原告」という。)が,原判決別紙被告商品目録記載の各商品(以下「被告各商品」と総称し,それぞれを目録の番号に従い,「被告商品1」などという。)は原告各商品の形態を模倣した商品であり,控訴人兼附帯被控訴人(以下,単に「一審被告」という。)による被告各商品の販売は不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号の不正競争行為に当たる旨主張して,一審被告に対し,同法3条1項,2項に基づき,被告商品1,4ないし6の販売等の差止め及び廃棄並びにその製造用の
金型及び治具の廃棄を求めるとともに,同法4条に基づく損害賠償として1320万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。原判決は,一審原告の請求について,被告商品1,4ないし6の販売等の差止め及び廃棄並びに損害賠償として374万5337円及びこれに対する平成24年2月23日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を一審被告に命じる限度で認容し,その余の請求をいずれも棄却した。これに対し一審被告が,原判決中,損害賠償請求に関する部分の一審被告敗訴部分のみを不服として控訴した。また,一審原告が,原判決中,損害賠償請求に関する部分の一審原告敗訴部分について,745万9179円及び内金640万2063円に対する平成24年2月23日から,内金10万2992円に対する同年3月31日から,内金25万4124円に対する同年12月29日から各支払済みまで年5分の割合による金員の支払を一審被告に命じるよう変更を求める限度で附帯控訴し,これに伴い,附帯請求について請求の一部減縮をした。
(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140110161536.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83873&hanreiKbn=07