【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平26・2・5/平25(行ケ)10131】原告:X/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願に対する拒絶審決の取消訴訟である。争点は,審判手続における拒絶理由通知の要否及び進歩性である。

発明の要旨(By Bot):
(1)補正前発明
本件補正前の本願発明(補正前発明,平成23年6月30日付け手続補正書の請求項1)は,以下のとおりである。
「ユーザーパソコンに搭載されているIE(インターネットエクスプローラー)のツールバーにWhois検索アイコン表示ボタンを設け,表示中のWebサイトのURLからドメイン名を抽出し,前記Whois検索アイコン表示ボタン上に表示し,このWhois検索アイコン表示ボタンのクリック操作により,インターネットを介して前記ドメイン名をドメイン情報登録センタから検索し,前記インターネットを介して検索結果のドメイン名およびその組織名を前記ユーザーパソコンのバッファ内に取り込と共に前記Webサイトの画面に表示することを特徴とするフィッシング詐欺防止システム。」

(2)補正発明
本件補正後の本願発明(補正発明,平成23年10月20日付け手続補正書の請求項1)は,以下のとおりである。
「ユーザーパソコンに搭載されているIE(インターネットエクスプローラー)のツールバーにWhois検索アイコン表示ボタンを設け,ユーザーが閲覧中のWebサイトのURLからドメイン名を抽出し,前記Whois検索アイコン表示ボタン上に表示し,このWhois検索アイコン表示ボタンのクリック操作により,前記Webサイトを閲覧したままインターネットを介して前記ドメイン名をドメイン情報登録センタから検索し,前記インターネットを介して検索結果のドメイン名およびその組織名を前記ユーザーパソコンのバッファ内に取り込と共に閲覧中の前記Webサイトと同一の画面上に表示することを特徴とするフィッシング詐欺防止システム。」
3審決の理由の要点
審決は,「補正発明は,『プロのツール連携ワザ20選,PCJapan,日本,ソフトバンクパブリッシング(株),2003年11月1日,第8巻,第11号,p.121−p.1(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140207092845.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83937&hanreiKbn=07