【知財(不正競争):不正競争行為差止等請求控訴,同附帯

事案の概要(by Bot):
本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人が別紙控訴人雑誌目録記載1の雑誌を刊行する行為が不正競争防止法(以下「法」という。)2条1項1号の不正競争に当たるとして,法3条に基づき控訴人が上記雑誌の題号として使用する別紙控訴人標章目録記載1の標章(以下「控訴人標章1」という。)の使用差止め及び上記雑誌の廃棄を求め,法4条本文に基づき損害賠償(弁護士費用のみ)及びその遅延損害金を請求した事案である。原審が,被控訴人の請求のうち,控訴人標章1の使用差止め,上記雑誌の廃棄及び損害賠償の一部を認容したところ,控訴人が控訴した。控訴人は,原審判決後である平成24年8月1日発行の同年8月号から別紙控訴人雑誌目録記載1の雑誌の題号を同目録記載2のとおり変更し(以下,同目録1及び2記載の雑誌を併せて「控訴人雑誌」という。),控訴人標章1の一部に代えて別紙控訴人標章目録記載2の標章(以下「控訴人標章2」といい,控訴人標章1と併せて「控訴人標章」という。)の使用を開始したところ,当審において,被控訴人は附帯控訴を行い,使用差止めを求める標章として原審における請求対象のほか控訴人標章2を追加するとともに,損害賠償請求において原審で請求した弁護士費用とその遅延損害金に加えて営業上の利益(逸失利益)の侵害を主張して損害額を拡張し(附帯控訴状送達日の翌日以降の遅延損害金を含む。),主位的に法5条1項,予備的に同条3項1号に基づいて,自己が受けた損害の額を算定し請求している。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140313084840.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=84037&hanreiKbn=07