【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平26・3

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「ソレノイド駆動ポンプの制御回路」とする特許第4716522号(平成10年9月22日出願(優先権主張平成9年10月17日)の特願平10−268475号の分割出願である平成12年10月12日出願の特願2000−312221号の分割出願である平成19年7月10日出願の特願2007−181014号,平成23年4月8日設定登録,以下「本件特許」という。)の特許権者である。被告は,平成24年4月6日,本件特許の請求項1に係る発明についての特許を無効とすることを求めて審判を請求した(無効2012−800050号)。原告は,平成24年7月19日付けで無効理由通知を受けたため,同年8月21日,訂正請求をした(以下「本件訂正」という。)。特許庁は,平成25年6月4日,「請求のとおり訂正を認める。特許第4716522号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。」との審決をし,同月14日,その謄本を原告に送達した。
2特許請求の範囲の記載
本件訂正後の特許請求の範囲の請求項1の記載は,次のとおりである(以下,この発明を「本件訂正発明」という。)。
「ソレノイド駆動ポンプのポンプを駆動するソレノイド(8)に,時間が一定で且つ周期的に発生される駆動パルスに応じて駆動電圧を周期的に供給して,該ソレノイド(8)を駆動する駆動回路(7)と,電圧が異なる複数の交流電圧の電源(1)のうちの任意の交流電圧の電源(1)から整流されて駆動回路(7)に提供される直流電圧を検出する検出手段(5)と,
該検出手段(5)で検出した直流電圧に基づいて,駆動回路(7)に提供された直流電圧を,電源(1)の電圧に関わりなく一定の平均電圧をソレノイド(8)に供給するための所望の直流電圧に変換すべく,該駆動回路(7)に制御信号を供給する演算処理部(6)とを具備す(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140328104107.pdf
(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=84078&hanreiKbn=07