【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁 /平26・3・27/平25(ネ)10026】控訴人(附帯被控訴人):(株)松井製作 /被控訴人(附帯控訴人):(株)カワタ

事案の概要(by Bot):
(1)原審における請求等
控訴人は被控訴人に対して,イ号製品及びロ号製品を製造,販売等をする行為が,控訴人の有する本件特許権(発明の名称「粉粒体の混合及び微粉除去方法並びにその装置」。本件特許発明1,2)を直接侵害又は間接侵害すると主張して,本件特許権(ないしについて)及び不法行為(について)に基づいて,イ号製品の生産,譲渡,輸出,輸入又は譲渡の申出の差止めロ号製品の生産,譲渡,輸入又は譲渡の申出の差止めイ号製品及びロ号製品並びにこれらの半製品の廃棄損害賠償金2億2000万円及びこれに対する平成20年9月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した。これに対し,被控訴人は,無効の抗弁及び先使用による通常実施権を主張した。 (2)原判決の内容等
原審は,イ号製品に係る被控訴人の行為について,本件特許発明2に係る特許権に対する特許法101条2号の間接侵害及び本件特許発明1に係る特許権に対する同条5号の間接侵害が成立し,ロ号製品の一部に係る被控訴人の行為について,本件特許発明2に係る特許権に対する直接侵害及び本件特許発明1に係る特許権に対する同条4号の間接侵害が成立し,無効の抗弁及び先使用による通常実施権は認められないと判断して,控訴人の請求のうち,イ号製品の生産,譲渡等の差止め,ロ号製品の一部の生産,譲渡等の差止め,イ号製品の廃棄並びに損害賠償金として687万5290円及びうち70万8258円に対する平成20年9月2日から,うち616万7032円に対する平成23年7月7日から各支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払の請求を認容した。これに対し,控訴人は,損害賠償請求のうち,原判決で認容された分を含めて損害賠償金1億1000万円及びこれに対する平成20年9月2日から支払済みまで年5分の割(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140428101228.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=84160&hanreiKbn=07