【知財(不正競争):不正競争行為差止等請求事件/東京地裁 /平26・5・16/平23(ワ)40428】本訴原告:東洋興商(株)/本訴被告: (株)カルモア

事案の概要(by Bot):
本件は,各種脱臭装置の販売等を業とする原告が,被告カルモアの販売する別紙物件目録記載の商品(以下「被告商品」という。)のカタログ,資料又は被告カルモアのウェブサイトに掲載されている別紙被告表示目録1ないし8記載の各表示(以下「本件表示1」などといい,小項目を含めて表示する場合には「本件表示1−1」,本件表示8については「本件表示8の」などといい,これらを併せて「本件表示」という。)は,被告商品の品質及び性能に関しそれらを誤認させる説明をしたものであるから,被告商品の広告等に本件表示をし,又は本件表示を付した被告商品を譲渡等する行為は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項13号所定の不正競争に該当するものであり,被告らの上記不正競争により,原告はその営業上の利益を侵害され又は侵害されるおそれがあると主張し,被告らに対し,同法3条1項に基づき,本件表示を被告製品の広告宣伝物等に表示すること及び本件表示をした被告商品を販売等することの差止めを求めるとともに,同法3条2項に基づき,主位的には本件表示をした商品等の廃棄を,予備的には被告商品等からの本件表示の抹消を求め,さらに,被告らに対し,同法4条,民法719条1項(被告A及び被告Aについては,選択的請求として,会社法429条1項及び同法430条に基づく取締役としての損害賠償責任)に基づき,1億8000万円(不競法5条2項)及び弁護士費用210万円の合計額である1億8210万円(附帯請求として,被告らに対する各訴状送達日の翌日〔被告カルモアにつき平成24年1月11日,被告A及び被告Aにつき同月8日〕から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140527164035.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=84220&hanreiKbn=07