【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁 /平26・5・29/平25(ネ)10069】控訴人:(株)タクミナ/被控訴人:日 機装エイコー(株)

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「ソレノイド駆動ポンプの制御回路」とする特許権及び発明の名称を同じく「ソレノイド駆動ポンプの制御回路」とする特許権を有する控訴人が,被控訴人が製造,販売する,旧イ号製品,新イ号製品及びロ号製品は前者の特許の,新イ号製品は同時に後者の特許の各請求項1記載の各特許発明の技術的
範囲に属しており,旧イ号製品,新イ号製品及びロ号製品の製造販売は前者の特許権を,新イ号製品の製造販売は後者の特許権をそれぞれ侵害すると主張し,被控訴人に対し,特許法100条1項,2項に基づき,旧イ号製品,新イ号製品及びロ号製品の製造,販売の差止め並びに同各製品及びその半製品の廃棄を求めるとともに,不法行為に基づき,損害賠償を請求した事案である。原審は,旧イ号製品,新イ号製品及びロ号製品は前者の特許発明の,新イ号製品は後者の特許発明の各技術的範囲に属するものの,上記各特許発明はいずれも進歩性を欠如しており,上記各特許はいずれも特許無効審判により無効にされるべきものと認められるから,控訴人は上記各特許権に基づく権利を行使することはできないとして,控訴人の請求をいずれも棄却した。そのため,控訴人が,上記の裁判を求めて控訴した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140605085248.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=84240&hanreiKbn=07