【行政事件:標準報酬改定請求却下決定取消等請求事件/東京 地裁/平26・7・11/平25(行ウ)114】分野: 行政

判示事項(by裁判所):

離婚の訴えに係る訴訟における和解により離婚した原告が配偶者であった者の死亡した日から起算して1か月を経過した後にした厚生年金保険法78 条の2第1項(いわゆる離婚時年金分割)の規定に基づく上記の両名の標準報酬の改定の請求が不適法とされた事例

要旨(by裁判所):離婚の訴えに係る訴訟における和解により離婚した原告による厚生年金保険法78条の2第1項(いわゆる離婚時年金分割)の規定に 基づく同人及び配偶者であった者の標準報酬の改定の請求は,当該配偶者であった者の死亡した日から起算して1か月を経過した後にされたもので ある場合には,原告が上記の死亡の事実を知ったのが上記の期間の経過した後である等の判示の事情があっても,厚生年金保険法施行令3条の12の7 (平成24年政令第197号による改正前のもの)に規定する期間を経過した後にされたものとして,不適法というべきである。

(PDF)

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/735/084735_hanrei.pdf

(裁判所ウェブサイトの掲載ページ)

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail5?id=84735