【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平27・4 28/平26(行ケ)10224】原告:(有)日新電気/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
争点は,進歩性の有無である。

発明の要旨(By Bot):
本願発明は,本願明細書に記載された以下のとおりのものである。
「【請求項1】マスクと照明装置を別個に容易に着脱できる構造とし,紫色の照明が発生させる小型の電球やLED等の照明を設置し,紫色が点灯するように電源を有した装置をマスク表面にドッキングさせる。マスク表面は紫色の照明で紫の可視光線と不可視光線の紫外線の波長が照射される,その波長の特性を応用して,マスク表面のウイルスを殺菌する。マスク裏側は紫外線の影響及び皮膚への弊害を考慮して,紫外線が中和する色彩,又は波長が届かない布やガーゼ等の素材で覆う構造とする。ウイルスは紫外線に対しては何の抵抗力は持ちえないので,紫外線を照射されると簡単に殺菌される。マスクと照明装置は単体で容易に着脱できる構造からなっており,マスクが汚れたら分離して洗濯が出来るので常に清潔で新鮮なマスクを使用できることを特徴とした『紫照明付き安全マスク』をここに提供する。」

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/075/085075_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85075