【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平27・4 28/平26(行ケ)10205】原告:日本特殊陶業(株)/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
争点は,補正却下の理由とされた独立特許要件該当性についての判断の当否である。

発明の要旨(By Bot):
?本件補正前の請求項1(本願補正前発明。甲5)
「【請求項1】温度によって電気的特性が変化する感温部と,一端側が該感温部に接続されて他端側が該感温部から外側に向かって伸びる電極線と,を有する感温素子と,前記電極線の他端側と重ね合わされて溶接されると共に,前記感温素子から電気信号を取り出す信号線と,を備えた温度センサであって,前記電極線は,白金に,又は,白金と少なくとも1種以上の白金族元素(白金を除く)とからなる白金合金に,ストロンチウムが含有された材料からなることを特徴とする温度センサ。」 (2)本件補正後の請求項1(本願補正発明。甲4)

「【請求項1】温度によって電気的特性が変化する感温部と,一端側が該感温部に接続されて他端側が該感温部から外側に向かって伸びる電極線と,を有する感温素子と,前記電極線の他端側と重ね合わされてレーザ溶接されると共に,前記感温素子から電気信号を取り出す,ステンレス合金からなる信号線と,を備えた温度センサであって,前記電極線は,白金に,又は,白金と少なくとも1種以上の白金族元素(白金を除く)とからなる白金合金に,ストロンチウムが含有された材料からなることを特徴とする温度センサ。」(下線は補正箇所)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/077/085077_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85077