要旨(by裁判所):
覚せい剤取締法違反の被疑事実で逮捕されたウガンダ共和国国籍の原告が,大阪府警の警察官による取調べの際,同人から暴行を受けた等と主張し,国家賠償法1条1項に基づき,大阪府に対し,慰謝料500万円及び弁護士費用相当額の支払を求めた事案において,原告が被った精神的苦痛を慰謝するための金額としては30万円が相当であり,原告の損害賠償請求権は,訴え提起前に上記警察官が30万円を支払ったことにより消滅したとして,原告の請求を棄却した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/117/085117_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85117