【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平27・10 8/平26(行ケ)10176】原告:ザトラスティーズオブ/被告:(株)半 導体エネルギー研究所

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等
(1)原告らは,平成10年10月8日,発明の名称を「高透明性非金属カソード」とする発明について国際特許出願(国際特許出願番号:PCT/US1998/021171,日本における出願番号:特願2000−516507号。パリ条約による優先権主張:平成9年10月9日,同年11月3日,同月5日,同年12月1日,平成10年4月1日,同月3日,同月10日及び同年9月14日,米国。甲44)をし,平成12年4月10日,日本国特許庁に翻訳文を提出し(公表公報:特表2001−520450号),平成22年5月14日,設定の登録を受けた(請求項の数10。甲1)。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る発明を請求項の番号に従って「本件発明1」などといい,本件発明1ないし6,9及び10を併せて「本件発明」ということがある。
(2)被告は,平成23年6月14日,特許庁に対し,本件発明1ないし6,9及び10に係る本件特許について無効審判を請求し,無効2011−800099号事件として係属した。 (3)特許庁は,平成24年4月25日,「特許第4511024号の請求項1ないし6,9,10に係る発明についての特許を無効とする。」との審決(以下「第 31次審決」という。)をし,その謄本は,同年5月10日,原告らに送達された。
(4)原告らは,平成24年9月5日,第1次審決の取消しを求める訴訟を提起し,知的財産高等裁判所平成24年(行ケ)第10314号審決取消請求事件として係属し,同裁判所は,平成25年10月31日,第1次審決を取り消すとの判決をした。
(5)特許庁は,さらに無効2011−800099号事件について審理し,平成26年3月19日,「特許第4511024号の請求項1〜6,9〜10に係る発明についての特許を無効とする。」との別紙審決書(写し)記載の審(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/365/085365_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85365