【知財(特許権):/知財高裁/平27・11・26/平22(ネ)10006】控訴 :X/被控訴人:オリンパスメディカルシステ

事案の概要(by Bot):
1本件に関する事実経過(記録上明らかな事実)
(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
?原審の経過
ア被控訴人は,平成20年9月22日,名称を「蛍光電子内視鏡システム」とする発明(本件発明)につき特許権(本件特許権)を有する控訴人は本件特許権に基づき,被控訴人が原判決別紙反訴被告製品目録記載の製品(被告製品)を製造,販売することを差し止める権利を有しないことを確認する旨の本訴(平成20年(ワ)第26633号特許権侵害差止請求権不存在確認事件)を提起した。控訴人は,平成21年6月8日,被告製品が本件特許権を侵害するとして,特許法100条1項,2項に基づき,被告製品の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害金合計7億8120万円の一部請求として1億円及びこれに対する反訴状送達の日の翌日(平成21年6月11日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める旨の反訴(平成21年(ワ)第18950号特許権侵害差止請求反訴事件)を提起した。被控訴人は,同年9月30日,前記反訴提起を受けて,前記本訴を取り下げ,控訴人は,同日の第7回弁論準備手続期日において,上記取下げに同意した。なお,控訴人は,当初,代理人を選任することなく,自ら訴訟を追行していたが,その後,訴訟代理人として弓削田博弁護士(以下「弓削田弁護士」という。)を選任した。弓削田弁護士は,前記反訴を提起し,その後,同年6月10日の第5回弁論準備手続期日から同年9月30日の原審の口頭弁論終結(第2回口頭弁論期日)まで全ての期日に,控訴人と共に出頭した。この間,控訴人は,訴訟代理人弓削田弁護士により,同年7月17日付け(本訴)被告第8準備書面,同年9月9日付け本訴被告(反訴原告)第9準備書面及び同月18日付け本訴被告(反訴原告)第10(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/528/085528_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85528