【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平28・9 28/平28(行ケ)10041】原告:JXエネルギー(株)/被告:特許庁長官

事案の概要(by Bot):
本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,実施可能要件の充足の有無である。

発明の要旨(By Bot):
本願の請求項1に係る発明(本願発明)の特許請求の範囲の記載は,次のとおりである。なお,下線は,当裁判所で付した。
「100℃における動粘度が1〜20mm2/sであり,%CPが70以上であり,%CAが2以下であり,%CNが30以下である潤滑油基油と,13C−NMRにより得られるスペクトルにおいて,全ピークの合計面積に対する化学シフト36−38ppmの間のピークの合計面積M1と化学シフト64−66ppmの間のピークの合計面積M2の比M1/M2が0.20以上3.0以下である
ポリ(メタ)アクリレート系粘度指数向上剤と,を含有し,40℃における動粘度が4〜50mm2/sであり,100℃における動粘度が4〜12mm2/sであり,100℃におけるHTHS粘度が5.0mPa・s以下であることを特徴とする潤滑油組成物。」

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/170/086170_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86170