【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/平28・10 19/平26(行ケ)10155】原告:キッコーマン(株)/被告:花王(株)

事案の概要(by Bot):
本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩性判断及びサポート要件判断の当否である。

発明の要旨(By Bot):
本件特許の特許請求の範囲請求項1ないし5に記載された発明(本件発明。別件無効審判請求事件(無効2010−800228号)における手続でなされた平成23年3月4日付け訂正請求(本件訂正。甲14)後のもの。本件訂正は,平成24年6月6日に言い渡された当庁平成23年(行ケ)10254号事件判決の確定によって,既に確定した。)の要旨は,次のとおりであるを「本件明細書」という。)。
【請求項1】食塩濃度7〜9w/w%,カリウム濃度1〜3.7w/w%,窒素濃度1.9〜2.2w/v%であり,かつ窒素/カリウムの重量比が0.44〜1.62である減塩醤油。【請求項2】塩化カリウム濃度が2〜7w/w%である請求項1記載の減塩醤油。【請求項3】窒素濃度が1.9〜2.2w/v%である請求項1又は2記載の減塩醤油。【請求項4】更に,核酸系調味料,アミノ酸系調味料,有機酸塩系調味料及び酸味料から選ばれる1又は2以上の添加剤を含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の減塩醤油。【請求項5】濃縮及び脱塩により窒素濃度を1.9〜2.2w/v%としたものである請求項1〜4のいずれか1項記載の減塩醤油。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/206/086206_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86206