【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/名古屋地裁民4/平29 3・17/平25(ワ)5249】

事案の概要(by Bot):
本件は,浮動性めまい(非回転性めまい)の症状を訴えて,被告が開設する国立循環器病研究センター(以下「被告病院」という。)で通院治療を受けた原告が,ベンゾジアゼピン系薬物依存となって重篤な離脱症状を生じたのは,被告病院医師が,ベンゾジアゼピン系薬物を適応のない症例に投与しない注意義務に違反し,ベンゾジアゼピン系薬物の総投与量を管理すべき注意義務に違反し,離脱症状を回避する適切な減薬・断薬方法を実施すべき注意義務に違反し,ベンゾジアゼピン系薬物の性質及び副作用等に関する説明義務に違反したからであると主張して,被告に対し,不法行為(使用者責任)又は診療契約上の債務不履行に基づき,損害賠償(遅延損害金の支払を含む。)を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/645/086645_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=86645