【知財(特許権):特許権侵害差止等請求事件/東京地裁/平29 ・3・3/平26(ワ)7643】原告:YKKAP(株)/被告:三協立山(株)

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする特許権を有する原告らが,被告の製造,譲渡する改修引戸装置である別紙物件目録イ−1,イ−3,イ−5,イ−6及びイ−7各記載の各装置(商品名「HOOK工法」。以下,同目録イ−1,イ−3,イ−5,イ−6及びイ−7各記載の改修引戸装置をそれぞれ「イ−1号装置」などといい,これらを総称して「イ号装置」という。)並びに別紙物件目録ロ−1,ロ−2,ロ−4,ロ−5及びロ−6各記載の各装置(商品名「HOOKSLIM」。以下,同目録ロ−1,ロ−2,ロ−4,ロ−5及びロ−6各記載の改修引戸装置をそれぞれ「ロ−1号装置」などといい,これらを総称して「ロ号装置」という。また,イ号装置とロ号装置を併せて「被告各装置」という。)は原告らの有する上記特許権の
4特許請求の範囲請求項4の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,被告各装置の製造・譲渡の差止め等を求めるとともに,原告ら各自に対し,出願公開中の補償金として5152万1946円,不法行為(民法709条,特許法102条2項)に基づく損害賠償金として4億1678万0500円,弁護士・弁理士費用として4167万8000円の合計5億0998万0446円及びうち5152万1946円に対する平成23年10月8日(本件特許登録日の翌日)から,うち4億5845万8500円に対する平成26年4月8日(訴状送達の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/669/086669_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=86669