事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「水質自動監視装置及び低濃度毒性検知方法」とする特許第4712908号に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人による原判決別紙被告物件目録記載の製品(被控訴人製品)の製造等が控訴人の特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,被控訴人製品の製造等の差止め並びに被控訴人製品及びその半製品の廃棄を求めるとともに,不法行為による損害賠償として,1782万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成27年10月31日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。原判決は,被控訴人製品は,本件発明の技術的範囲に含まれないとして,控訴人の請求をいずれも棄却した。そこで,控訴人が原判決を不服として控訴した。
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/037/087037_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87037