【知財(特許権):特許権侵害差止等請求事件/大阪地裁/平30 ・1・30/平29(ワ)780】原告:P1/被告:(株)エヌ・ティ・ティ・デ ータ

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「二次元コード,ステルスコード,情報コードの読み取り装置及びステルスコードの読み取り装置」とする後記本件特許権を有する原告が,被告エヌ・ティ・ティ・データ(以下「被告NTTデータ」という。)がその余の被告ら(以下「被告金融機関ら」という。)に対して別紙物件目録記載1の二次元コードによるトランザクション認証機能(以下「本件認証機能」という。)を実現するソフトウェアを提供し,被告金融機関らが同ソフトウェアを利用等する行為につき,後記本件特許権の侵害(被告NTTデータについては予備的に間接侵害)を主張して,被告NTTデータに対し,本件特許権に基づき,本件認証機能を実現するソフトウェアの提供,提供の申出の差止め,不法行為に基づく損害賠償請求として,損害金2400万円のうちの一部である1200万円及びこれに対する平成29年2月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,被告金融機関らに対し,本件特許権に基づき,同二次元コードを生成して,利用者の端末に送信し,同端末上の取引画面に表示させる行為(同二次元コードの生産行為)の差止め,並びに不法行為に基づく損害賠償請求として,損害金各240万円の一部である120万円及びこれに対する平成29年11月22日(訴えの変更申立書送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/533/087533_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87533