事案の概要(by Bot):
本件は,妊産婦用商品の製造販売を業とする原告が,育児用品等の製造販売を業とする被告が,別紙被告商品パッケージ目録記載の各商品パッケージ(以下,番号に応じて「被告商品パッケージ1」などといい,被告商品パッケージ1及び被告商品パッケージ2を併せて「被告各商品パッケージ」という。)を商品パッケージとする妊産婦用腹帯(以下,商品パッケージが被告商品パッケージ1である妊産婦用腹帯を「被告商品1」,商品パッケージが被告商品パッケージ2である妊産婦用腹帯を「被告商品2」といい,上記各商品を併せて「被告各商品」という。)を販売する行為に関し,以下の請求をする事案である。 (1)商標権に基づく請求
別紙商標権目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,その登録商標を「原告商標」という。)を有する原告は,被告が別紙被告標章目録(原告主張)記載の標章(以下「被告標章(原告主張)」という。)を商品パッケージに付した被告各商品を販売する行為が原告商標権を侵害するとして,被告に対し,原告商標権(商標法36条1項)に基づき,被告標章(原告主張)を商品パッケージに付した妊婦用腹帯の販売等の差止め(第1の1項)を,原告商標権(同条2項)に基づき,同妊婦用腹帯の廃棄(第1の2項)を求めるとともに,不法行為(原告商標権の侵害)に基づき,損害金300万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成29年11月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払(第1の5項)を求めている。 (2)不正競争防止法に基づく請求
「なが〜く使えるマタニティベルト」という商品表示(以下「原告商品表示(原告主張)」という。)を含んでいる別紙原告商品パッケージ目録記載の商品パッケージ(以下「原告商品パッケージ」という。)を商品パッケージ(以下略)
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/949/087949_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87949