【下級裁判所事件/東京高裁/平30・12・14/平28(行コ)285】

事案の概要(by Bot):
本件は,原子爆弾に被爆し被爆者健康手帳の交付を受けている被控訴人が,自らの慢性心不全について,原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(平成6年法律第117号,以下「被爆者援護法」という。)11条1項の認定(以下「原爆症認定」という。)を厚生労働大臣(処分行政庁)に申請したところ,処分行政庁がこれを却下したため,当該却下処分の取消しを求めた事案である。原審では,被控訴人のほか5名の原告の行った原爆症認定申請却下処分取消請求が併合された上で審理された。原審が,被控訴人以外の1名の原告の一部の疾病に係る部分を除き,被控訴人の請求を含む原告らの各請求をいずれも認容する判決(以下「原判決」という。)をしたところ,控訴人が被控訴人に係る部分を不服として控訴を提起した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/459/088459_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=88459