【下級裁判所事件:不正競争防止法違反/東京簡易裁判所/ 31・2・5/平30(ろ)837】

罪となるべき事実(by Bot):
被告人株式会社A(以下「被告会社」という。)は,焼結機械部品,含油軸受その他の粉末冶金製品の製造,研究開発及び販売等の事業を営むもの,被告人乙(以下「被告人乙」という。)は,平成27年12月15日から平成30年2月15日までの間,被告会社代表取締役社長として同社の業務を統括していたものであるが,被告人乙は,犯行当時の被告会社品質保証部(ただし,平成29年5月1日以降は品質保証本部品質保証部)新潟品質管理課長丙及び同課長代理(ただし,同年11月以降は同品質保証本部品質保証部部長補佐)丁らと共謀の上,同社の業務に関して,
第1 別表1記載のとおり,平成29年1月26日頃から同年12月18日頃までの間,(略)所在の被告会社本社事務所において,被告会社が商社であるB株式会社(以下「B」という。)を介してC株式会社(以下「C」という。)から受注して製造・販売した焼結機械部品であるオイルポンプ部品又は可変動弁部品の製品合計25万3362個について,被告会社本社に併設された同社新潟事業所で所定の抜き取り検査を行った結果では,各製品がCとの間で合意した仕様を満たしているとは認められなかったにもかかわらず,その仕様を満たした旨記載した内容虚偽の検査成績表合計47通を作成した上,同年3月15日頃から平成30年1月8日頃までの間,前記丁において,144回にわたり,前記被告会社本社事務所に設置されたパーソナルコンピュータから前記検査成績表のうち合計44通のPDFファイルを添付した電子メールを,それぞれ直接送信し又はB担当者に送信してこれを転送させる方法により,(略)所在のC厚木事業所(第二地区)において,Cの従業員に対して23回にわたり,被告会社営業本部東京支店主任戊をして,(略)にある同支店に設置されたパーソナルコンピュータから前記検査成績表の(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/711/088711_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=88711