【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/令元・11 ・7/平31(行ケ)10001】原告:(株)フジ医療器/被告:ファミリー ナダ(株)

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等
(1)被告は,平成14年6月3日にした特許出願(特願2002−161896号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2008−21138号)の一部を更に分割して,平成23年7月19日,発明の名称を「マッサージ機」とする発明について,新たに特許出願(特願2011−157490号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年3月1日,特許権の設定登録を受けた。
(2)原告は,平成25年5月24日,本件特許について特許無効審判(無効2013−800091号事件。以下「前件無効審判」という。)を請求した。被告は,前件無効審判において,平成26年2月13日付けで,本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし4を訂正する旨の訂正請求(以下「本件訂正」という。甲20)をした。特許庁は,同年5月27日,本件訂正を認めた上で,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「前件審決」という。)をした。原告は,前件審決の取消しを求める審決取消訴訟(知的財産高等裁判所平成26年(行ケ)第10154号事件)を提起したが,知的財産高等裁判所が平成27年4月23日に言い渡した原告の請求を棄却する旨の判決の確定により,前件審決は,平成28年3月17日,確定した。
(3)原告は,平成30年2月16日,本件特許について特許無効審判(無効2018−800017号事件)を請求した。特許庁は,同年12月6日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月14日,原告に送達された。 (4)原告は,平成31年1月8日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/033/089033_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=89033