【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/令元・11 ・11/平31(行ケ)10003】原告:バイエル薬品(株)/被告:コーアイ イ(株)

事案の概要(by Bot):
1特許庁における手続の経緯等(後掲各証拠及び弁論の全趣旨から認められる事実)
?原告は,名称を「ランタン化合物を含む医薬組成物」とする発明に係る特許権の特許権者である。
?被告は,平成29年8月4日,本件特許につき特許庁に無効審判請求をし,特許庁は,上記請求を無効2017−800104号事件として審理した。
?原告は,平成29年10月30日,特許請求の範囲の請求項1から27までにつきその範囲の減縮等を内容とする訂正請求を行った後,平成30年8月3日,かかる訂正後の特許請求の範囲の請求項1から27までの一部を削除し,また,独立形式に改めるなどして,請求項の数を63とすることを内容とする訂正請求を行った。
?特許庁は,平成30年12月12日,本件訂正を認めた上で,「特許第6093829号の特許請求の範囲を平成30年8月3日付け訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり,訂正後の請求項〔5,10〜2
37〕,〔6,28〜45〕,〔7,46〜63〕について訂正することを認める。特許第6093829号の請求項6,28〜45に係る発明についての特許を無効とする。特許第6093829号の請求項5,7,10〜27,46〜63に係る発明についての特許についての審判請求は,成り立たない。特許第6093829号の請求項1〜4,8〜9に係る発明についての審判請求を却下する。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,平成30年12月14日,原告に送達された。 ?原告は,平成31年1月11日,本件審決のうち,特許無効とした部分の取消しを求めて本件訴訟を提起した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/037/089037_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=89037