【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/令元・11 ・28/平30(行ケ)10116】原告:ニプロ(株)/被告:イーライリリー ンドカンパニー

事案の概要(by Bot):
本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩性・新規性の有無である。

発明の要旨(By Bot):
本件特許の請求項1〜17は,以下のとおりのものである。

【請求項1】葉酸及びビタミンB12と用いられる,ペメトレキセート二ナトリウム塩を含有するヒトにおける腫瘍増殖を抑制するための医薬であって,下記レジメで投与される医薬:a.有効量の該医薬を投与し;b.葉酸の0.3mg〜5mgを,該医薬の投与前に投与し;そして,c.ビタミンB12の500μg〜1500μgを,該医薬の第1の投与の1〜3週間前に投与し,該レジメは,該医薬の毒性の低下および抗腫瘍活性の維持を特徴とする,上記医薬。 【請求項2】1000μgのビタミンB12が投与される,請求項1記載の医薬。
【請求項3】ビタミンB12が筋肉内注射によって投与される,請求項1又は2記載の医薬。
【請求項4】350μg〜1000μgの葉酸が投与される,請求項1〜3のいずれかに記載の医薬。
【請求項5】葉酸及びビタミンB12と用いられる,ペメトレキセート二ナトリウム塩を含有するヒトにおける腫瘍増殖を抑制するための医薬であって,下記レジメで投与される医薬:a.有効量の該医薬を投与し;b.葉酸の0.3mg〜5mgを,該医薬の投与前に投与し;そして,c.ビタミンB12の500μg〜1500μgを,該医薬の第1の投与の1〜3週間前に筋肉内注射によって投与し,該レジメは,該医薬の毒性の低下および抗腫瘍活性の維持を特徴とする,上記医薬。 【請求項6】1000μgのビタミンB12が投与される,請求項5記載の医薬。
【請求項7】350μg〜1000μgの葉酸が投与される,請求項5又は6記載の医薬。
【請求項8】葉酸及びビタミンB12と用いられる,ペメトレキセート二ナトリウム塩を含有するヒトにおける腫瘍増殖を抑制するための医薬であって,下記レジメで投与される医薬:a.有効量の該医薬を投与し;b.葉酸の0.3mg〜5mgを,該医薬の投(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/085/089085_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=89085