【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/令2・2・ 19/平31(行ケ)10038】原告:エフシーツー,インク./被告:(株)ド ワンゴ

事案の概要(by Bot):
本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許発明の進歩性である。

発明の要旨(By Bot):
上記アによると,甲1発明は,以下のとおりと認められる。(1a)ライブ映像とライブ閲覧者からのコミュニケーション情報(例えば,チャット〔テキスト文による情報〕)とを一つの画面でリアルタイムで同期表示する機能を有するライブ配信サーバと,(1b)配信されるライブ映像を閲覧しながら,同じ画面上でチャット,動画,静止画,音声によりコミュニケーションを行うことができるクライアントであるライブ閲覧者の複数のライブ閲覧者端末とが(1c)通信ネットワークを介して接続されて構成されるライブ配信システムにおける(1b)ライブ閲覧者端末であって,(1a)ライブ配信サーバは,(1a1)ライブ配信サーバを通信ネットワークと接続するための通信装置と,(1a2)ライブ映像などのマルチメディアストリーミングデータをライブ閲覧者に配信するライブ配信処理部と,(1a3)ライブ閲覧者端末内のメディア再生プレイヤーに対して同期マルチメディア言語ファイルを送信する同期マルチメディア言語ファイル生成処理部であって,同期マルチメディア言語ファイルは,動画,静止画,音声,音楽,文字など様々な形式のデータの再生を制御して同期させるXMLベースのマークアップ言語であり,例としてW3Cにより勧告された「SMIL(SynchronizedMultimediaIntegrationLanguage)」などがある同期マルチメディア言語ファイル生成処理部と,(1a4)ライブ閲覧者端末のチャット入力機能によって行われたチャット情報のログを記録しておくデータベースであって,ライブID,発言者,発言時間(ライブ開始からの差分時間),ライブ上での発言場所(レイアウトID又は,XY座標での表記),発言及びその他の情報(色,スクロール方法等)等を格納するチャット情 報データベースを備え,(1a5)チャット情報が受け取られ(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/266/089266_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=89266